SYU'S WORKSHOP
散財おもちゃ日記
(2003年1月)

今月も、押し入れの中から、
昔買ったおもちゃを引っ張り出して紹介するのである。


昔に買ったモノだから、
購入日付は分からず、値段も不明だったりするのだが

そこら辺は、なにとぞ、ひとつ、ご了承を。


????年?月?日(?)






「キャラウィール ルパン三世 カリオストロの城」
BANDAI。2,980円。

これは去年の秋頃購入したモノなのだが、すっかり忘れていて今回発表するのである。
「ルパン三世 カリオストロの城」は、1979年の宮崎駿のアニメーション映画。
数多くの傑作アニメ映画を監督した宮崎駿の中で、俺が何が一番好きかと言うと、迷わず、この「カリオストロ」なのである。
当時、特別試写会なるもので観たのだが、観終わった後、「もう一度、今すぐこの映画を、もう一度観たいっ!」と思ったのであるが、そんな映画は後にも先にもこの作品だけなのである。
テレビやらビデオ、LDなどで、もう数十回は観ている大大大好きな映画なのである。
この作品の凄いところは、始まってから最後までの1時間40分の間、「15秒に1回」は、次々と「凄いシーン」「面白いシーン」「格好良いシーン」「名シーン」が登場する事である。
嘘だと思ったら一度、ストップウォッチ片手に観て欲しいのである。
娯楽映画の、冒険活劇映画の、全ての面白い要素が「ギュ」っと凝縮されている、まるで映画の教科書の様な作品・演出であると思うのだ。
おもちゃ的には、映画冒頭のカーチェイス・シーンに登場する車のミニチュアである。
その三台セットである。
逃げた花嫁「クラリス」の運転する「シトロエン2CV」、それを追う伯爵の手下の「ハンバースーパースナイプ」、そしてルパンと次元の乗る「フィアット500」である。
ヨーロッパの片田舎にある貧乏な国の姫の愛車が「ピンク色のシトロエン」、レトロな悪者たちの乗るのが「ごついスーパースナイプ」、そして、その姫を救うルパンたちが乗っているのが一番弱そうな「小さなフィアット」という、この車たちの「キャラクターづけ」も、上手いなあと思うのである。



2002年12月の日記へ            INDEXへ               2月の日記へ


トップページへ

メールはこちら ご意見、ご感想はこちらまで