SYU'S WORKSHOP
ラムダの操縦席製作記
(後編B 完結編)
(7/7)
ついに「1/6 ラムダの操縦席」が完成しました。
当初の目論見通り、
「装甲ロボット兵ラムダ」の胴体の中、
狭い操縦席に押し込められている
「小山田マキ」です。
「宮崎メカ」の魅力の一つは、
それがたとえ未来のSFメカであったとしても、
どこか「懐かしさ」を感じさせる所にあります。
歯車が回りピストンが上下し
オイルの臭いがするメカだと思うのです。
実際の映像には全く映っていない
「オーバーヘッド・パネル」も、
なかなか格好良く出来たと思います。
さて、コンソールの中に仕込んだ
電飾を点灯させてみます。
ディスプレイが発光すると、
操縦席はまた違う表情を見せてくれます。
と言うか、
基本的に操縦席はディスプレイが発光すると
とても格好良いと思うのです。
こんな事なら、もっといろいろな所を光らせれば良かった、
とも思うのですが、
今の私のスキルではこれが精一杯なのでもあります。
ちなみに
写真ではまったく判らないのですが、
左コンソールから突き出ている「ラムダの制御装置」の
点滅ムギ球が、とても良い味を出しています。
こうしてようやく
「さらば愛しきルパンよ」の劇中、
「何やってんだ!
ヘリぐらいレーザーで始末しろいっ!」
「駄目だわ!
私には、出来ない・・・」
のシーンが再現できたのであります。
やっと。
ちょっと「特撮」してみました。
今回のスクラッチは私にしてはかなり大きな物で、
大変苦労しました。
試行錯誤も繰り返しました。
また、それに伴い製作記も長期に渡り
膨大な量になってしまいました。
最後まで読んで下さった方々に
本当に感謝いたします。
本当にありがとうございました。
(追加補記。20150708)
この「ラムダの操縦席」はずいぶん前に作ったのですが、
2012年頃、久しぶりに静岡ホビーショーに参加した際、
少し追加加工したのでちょっとアップしておきます。
何を追加工作したかと言うと、
計器等に表示を入れ、さらに各コンソールにペタペタと
「注意書き」やら「調整必要」だのと
メモ用紙を貼りまくったのでした。
もちろんこれは「新世紀エヴァンゲリオン(1995〜96)」の
「第拾参話 使徒、侵入」です。
ネルフのメイン・コンピュータ「マギ」内部の描写、
「至る所にメモが貼ってある」状況が格好良く、
それを真似たのでした。
これで、もう思い残す事なし。
あ、このメイン・モニターに貼ってある写真の
「永田重工ビル」、もう数年前に屋上看板が
無くなっているのであります。
♪回る回るよ、時代は回る♪
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