SYU'S WORKSHOP
モリアーティのアジト製作記
(後編B 完結編)
(3/3)
![](aji248b.jpg)
ジオラマ全体を上から見てみました。
怪鳥飛行機「プラテノドン」を中心に、
様々な物で埋め尽くされているのが判ります。
![](aji249.jpg)
時計回りに上空を、
![](aji250.jpg)
旋回して見ました。
しっかし、このプテラノドン、
![](aji251.jpg)
どうやってここから出るのでしょうか?
設定によれば「天井が開いて飛び立つ」らしいのですが、
まさかこれって「垂直離着陸機」!?
![](aji252.jpg)
「プラテノドン」「モリアーティ教授」「ハドソン夫人」、
三人揃いの記念写真を撮ってみました。
教授はこんな絵を夢見ていたに違いありません。
![](aji253.jpg)
「プテラノドン」の目の中には「発光ダイオード」が入っています。
以前は「ムギ球」を入れていました。
眩しい「フィラメントの光」が私は好きだったのです。
![](aji254.jpg)
しかしそれがある時「焼き切れて」しまったのです。
内蔵していた「ムギ球」を交換するのはとても大変でした。
それに懲り「発光ダイオード」に換えたのです。
![](aji255.jpg)
「プラテノドンの足(スキッド)」は「銅線」で作ってあります。
そこに電流を流し目を光らせるのです。
ジオラマ床にも「真鍮板(0,25ミリ)」が埋め込んであります。
そこに電流を流し、ここに足を置く事で
「プテラノドン」の目は光るのです。
電流は「単三を二本」が適正なのですが、
どうしても強い光にしたくて
「単三を三本」を使用しています。
![](aji256.jpg)
「ムギ球が焼けた」のもそれが原因でした。
今回の発光ダイオードもとっても熱くなるのですが、
これって、またヤバイのかしらん。
![](aji257c.jpg)
「モリアーティ教授」と「ハドソン夫人」。
この見事なフィギュアを製作したのは
友人の「TAKEDAさん」です。
あっ、色塗ったのは私だかんね。
![](aji258b.jpg)
「目高(アイレベル)」より低い位置から見てみました。
「ローアングル」ってヤツです。
私はミニチュアを見る時、
このアングルが一番格好良いと思っているのですが、
「静岡ホビーショー」でも腰を屈め、
この位置から見てる人は誰もいないのでした・・・。
しくしくしく。
![](aji259b.jpg)
私の「銘板」の作り方を説明します。
「洋白板0,3ミリ」を切り、
「A-oneの透明シール」にタイトルをプリント、
それを貼れば、完成です。
「透明シール」の地を「黄色」にすれば、
結果「金色のプレート」に仕上がります。
「鋲で止めている」様に見えるのはダミーで、
実際には「両面セロテープ」で土台に貼っています。
![](aji260.jpg)
今回、追加製作・撮影のため、
久しぶりに本ジオラマを「収納ボックス」から
取り出したのですが、愕然としました。
「4ミリのシナベニア」で壁を作ってあったのですが、
それが「経年変化」で信じられないぐらい
凄まじく「そっくり返って」いたのです!
駄目じゃん!「シナベニア」!!
![](aji261b.jpg)
しっかり接着してあった壁の奥も、
「ぱっくり」外れてしまっていました・・・。
![](aji262.jpg)
しばらく「茫然自失」となりつつ、
「DIY屋」に「L字金具」をあふたと買いに行き、
強制補強する羽目となりました。
![](aji263.jpg)
私の撮影法を簡単にご紹介します。
1)「100WのZライト」でメインを作り、
2)「60Wの小型ライト」でサブを作り、
3)「レフ(3ミリスチレンボード)」で
反射光を入れています。
しかし撮影に熱中するあまり
知らず知らずにライトを模型に近づけてしまい、
![](aji264.jpg)
壁(ここは5ミリのスチレンボード)を
溶かしてしまいました。
こうやって「駄目になった模型」が、
ウチには一杯あるのです。
![](aji265.jpg)
「パスタ」舐めの「プラテノドン」です。
こーゆーの夢中に撮ってるから、
いつも模型駄目にしちゃうんだよな。
![](aji266.jpg)
フィギュアの背景をライティングで「落として」みました。
「プラテノドン」の目の光が強調され、
これも格好良い絵になりました。
![](aji267b.jpg)
「目高(アイレベル)」から最後に再び見てみました。
普通はこれぐらいが「ちょうど良い」のかな。
「プテラノドン」の製作を始めたのが「2004年の夏」。
それが今は「2009年の秋」の終わりですから、
全て出来上がるのに「5年ちょい」かかった事になります。
途中他のモノも作っていましたが、
一つの作品をこんな長い間
「フルスクラッチ」していたのは初めてです。
生まれたばかりの子供が
来年は小学校に入ろうかという長い期間。
しかしこれで私もホームズの様に
ロンドンでの探偵業から引退し、
サセックスで蜂でも・・・
えっ!?
まだ「アジト2製作記」が最後まで
終わっていないって!?
がぁーん!
まずはこれで全てお終いです!
長い長い間、最後まで読んで下さいまして、
本当にありがとうございました!
皆さんに大々大感謝いたします!!
前のページへ
トップページへ
![メールはこちら](ft_mlink_btn_07.gif) |
ご意見、ご感想はこちらまで |