SYU'S WORKSHOP
BA-20M 装甲車
SOVIET ARMORED CAR BA-20M
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「第二次世界大戦」の「ソ連軍」の「装甲車」です。
「START」社のキットです。
今回の模型は「全てのハッチ、ドア」を「開いた状態で固定」で作ってみました。
いつもならハッチ類は「開閉式」「可動式」にこだわる私なのですが、
さすがに、これだけの数を「可動式」にする技術も根気もなかったのでした。
今回、何故開いた状態で作ったかと言うと、このキットには「エンジン」がちゃんと付いており、
それをぜひとも見える状態にしたかったからなのでした。
エンジンは「0,3ミリ」の「ソフトワイヤー」で「パイピング」して、精密感を出してみました。
この「BA-20M」は、「DRAGON(ALAN製)」社からも出ており、ランナーに付いた状態で見ると、
「START」社よりも出来が良さそうだったのですが、「エンジン付き」という心意気を買い(?)、
この「START」社の方を作り始めたのでした。
しかし、パーツ同士の合いは最悪で、至るところに「隙間」が出来るという代物でありました。
かなりの「パテ修正」の末、ようやく完成しました。
やっぱり私の持論「モデラー=マゾ説」は当たっているかも。
あ、それは私だけですか。
車体内部は基本的にキットのままです。
座席の「革」のカンジを出すために「リューター」でシワを少し入れてみましたが、
この写真だとちょっと分かりにくいですね。
車体左側の「道具箱」を「0,3ミリのプラ板」で作り直しました。
また、乗員はここに足をかけて車内に乗り込むだろうと推測し、
「ベコッとへこんだ」カンジにしてみました。
この様に「実車だと使っているウチにこの部分はこうなるだろう」とか考えて
模型に手を入れていくのは、とても楽しい事なのでした。
この「BA-20M」は1936年から生産された「BA-20」の改良型です。
ソ連軍AFVの名称で最後に「M」と付くのが、改良型を意味する記号です。
乗員は3名。最高速度は90キロ。
武装は車体上部の銃塔の「76,2ミリデグチャレフ機関銃」のみ。
主に連絡、偵察任務を目的とした「軽装甲車」なのでした。
リア・ビューです。
ロシアの大地を駆け抜けた、この装甲車。
資料写真とか見ると「埃で車体全体が真っ白」になっていたりしているのですが、
さすがに今回、そこまでの汚しはかけませんでした。
続きます。
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