SYU'S WORKSHOP
BT-5 快速戦車
BT-5 SOVIET LIGHT TANK
(3/3)




何がこの「BT-5」を好きかって、この前から見た「顔」が一番好きなのでした。
長い間、「これって何かに似ているなあ」とか思っていたのですが、
これって、宮崎駿の漫画版「風の谷のナウシカ」に登場する
「巨神兵」の顔に似ていませんか?
私だけか、そんな事思うのは。



ライトレンズ部分は「MODELER'S」の「1/24用」「ライトレンズセット」を使用しました。



搭載している「45ミリ砲」は「JORDI RUBIO」のメタル・バーツを使用しました。
防盾部分も「資料本」に従って、結構手を入れてますが、この写真じゃ分かりにくいですよね。



この「BT-5」、
全身「リベットだらけ」という「いかにも大戦初期」の戦車の形が
私は大好きです。
さらに、「微妙なR(曲線)」を使った砲塔部分と、
「直線+不思議な傾斜」をつけた車体部分もグット。

「大戦初期」の「ソ連軍」の戦車が持っている、
この様な「微妙なパーツのチグハグさ」、
この様な「格好良いんだか格好悪いんだか分からないデザイン」に、
私はもの凄く魅了されるのでした。



「履帯」は「MODELKASTEN」の「BT-7用履帯」を使用しました。
右側を「72枚」、左側を「71枚」使用しました。
左右で枚数が違うのは「微妙なズレ修正」のためです。
(本当は1枚おきにセンターガイドがあるので、複数枚にならないとおかしいのですが)

この「BT-5」の模型が10年近く完成しなかった理由は、
「いつかモデルカステンでBT-5用の履帯が発売されるだろう」と
期待して待っていた為でもありました。
でも、「資料本」を見ると
「BT-5」に「BT-7」用の履帯を装着したタイプもあったみたいだから、
これでも全然OKだったワケなのでした。



フィギュアを乗せてみました。
戦車模型はフィギュアがいてこそ「その車体の大きさ」も「その兵器としてのデザイン」も
正しく認識できるようになる、とは常日頃思っているのですが、
このフィギュアを作るのが、これまた戦車模型に「引けを取らない」ほど、
大変なのでした。



ちなみに、乗っているフィギュアは「ITALERI」の「ソ連戦車兵セット」なのですが、
これ、後年出た「TAMIYA」の「ソ連戦車兵セット」よりも「出来が良い」
と思うのは、私だけでしょうか?



この「BT-5」はソ連戦車好きの私の中でも「一番こだわりのある」戦車なのでした。


というワケで
長々と読んでいただいてありがとうございました。



前のページへ


トップページへ

メールはこちら ご意見、ご感想はこちらまで