SYU'S WORKSHOP
散財おもちゃ日記
(2001年11月)

ここに書かれている値段は、たまたま私がお店で買った値段であり、
標準定価でない場合があります。また、基本的には税別値段です。


2001年11月1日(木)
「UNIVERSAL STUDIOS MONSTERS DRACULA」
SIDESHOW TOY。5,500円。

「ドラキュラ伯爵」の1/6ドールである。1931年に作られたユニバーサル映画「魔人ドラキュラ」で「ベラ・ルゴシ」という俳優が演じたタイプの再現なのであった。
伯爵の他にも、「吸血コウモリ」「ネズミ」が付属しているのが素晴らしい。が、それは素晴らしいのだが、買って後からみると、これには「マント」が付いていないのであった。うーん、ドラキュラには絶対「マント」なのになあ。
ま、これで俺は「SIDESHOW」の1/6サイズの「フランケンシュタイン」「狼男」そして「ドラキュラ」の3体を揃える事が出来たワケであり、ついに念願の「リアル版1/6怪物くん」の製作がスタート出来るぞ、などと一人ほくそ笑むのであった。
「SCARY TALES ALICE」
MEZCO。2,831円。

「SCARY TALES」とは「恐ろしい話」。これは恐ろしい話版「不思議の国のアリス」のフィギュアなのである。
そして何故か必要以上に「ナイスバディ」なアリスなのである。張り裂けそうな胸や超ミニスカートが、なんとも「エロい」カンジなのであった。
写真だとちょっと分かりにくいけども、左膝に「バンドエイド」を貼っているのも、ちょっとイイ感じなのであった。
「アリスが食べるクッキー」「身体が大きくなったり小さくなったりする薬瓶」「テーブル」、そして「恐い顔のドア」など、付属品も盛りだくさんなのであった。
「SCARY TALES LIL'RED RIDING HOOD」
MEZCO。2,831円。

これも恐ろしい話版「赤ずきんちゃん」のフィギュアである。「アリス」同様に「発育の良い」赤ずきんちゃんなのである。
色彩設定も「赤と黒」と、なかなか格好良いカンジなのであった。
「お化けの木」「バスケット(中には何故かドクロマーク付きの瓶)」「骸骨の道標」などが付属。
そおいえば昔、「狼の血族(1985)」という赤ずきんをモチーフにした幻想映画があり、最近テレビの深夜にも放送していて観たのだけども、面白かったなあ。あれは俺の「幻想映画ベスト5」に入るなあ、きっと。
「THIS ISLAND EARTH METALUNA MUTANT」
SIDESHOW TOY。3,800円。

「宇宙水爆戦」の「メタルナミュータント」のフィギュアである。
クリアーブルーの樹脂で成形されており、中には「ラメ」の様なキラキラが入っているのだが、それが何だかちょっとチープなカンジなのであった。
造形は良くできているのだから、ちゃんと色を塗れば良いと思うのだけど、この方が「特別な感じ」がして嬉しい人が多いのかな?パッケージにも「SPECIAL EDITION」と書いてあるし。
日本のフィギュアでも「バージョン」を増やすために、「クリアー・バージョン」なんかを出すけども、あれって単なる「手抜き」の様な気がするんだけどなあ。

2001年11月11日(日)
「TANK BT-7A W/76MM GUN KT-28」
EASTERN EXPRESS。2,700円。

第二次世界大戦の初期のソ連戦車の模型である。
本来、この「BT-7」という戦車の搭載砲は「45ミリ」なのであるが、これは「76,2ミリ」を搭載している特別なタイプなのである。しかも「口径」が「16,5」であり、極端に短い砲身が特徴的なのであった(砲のミリ数に口径をかけたものが砲身の長さになる)(ちなみに、銃器の場合は口径とは、その内径を指す)。
戦車は砲身が長い方が強そうで格好良い、という人も多いと思うのだが、俺はこんな「不細工」なカンジの戦車の方が好きなのであった。
「SOVIET TANK CREW(1939-1942)」
ICM。800円。

第二次世界大戦の前半期のソ連軍戦車兵のフィギュア模型である。戦車兵2体と指揮官らしきフィギュア1体の3体入りなのであった。
1/35のフィギュア3体であるから、キット的には「小さい物」なのだが、何故か箱が「バカでかく」、必要以上に「箱が立派」なのであった。どういう事だ、これは?
明らかに「過剰包装」なのであった。ま、いいけど。
「C.Bキャップ&グローブ」
AZONE INTERNATIONAL。600円。

1/6ドール用の帽子である。
いわゆる「SWAT」などの「特殊部隊」がかぶる帽子なのであった。
「AZONE INTERNATIONAL」は、1/6女の子ドールの様々な衣装や小道具類などを精力的に企画・発売している会社なのであるが、最近はこの手の「ミリタリー系」の商品も出し始めているのであった。

2001年11月17日(土)
「クレージーゴン」
バンダイ。700円。

傑作SFテレビドラマ「ウルトラセブン(1967)」の第38話「勇気ある戦い」に登場するバンダ星人の侵略用ロボットである。
この「異形」の姿が素晴らしいと思うのであった。
本来、「宇宙人」も「ロボット」も最初から「異形」ではあるモノなのだが、初期のウルトラシリーズに登場する彼らは、どれをとっても後世に残る「素晴らしい異形ぶり」だと思うのであった。元アイディアは蟹の「シオマネキ」かな?
また、「クレージーゴン」という名前も格好良いなあ。

2001年11月24日(土)
「海底軍艦 轟天号」
フジミ模型。2,800円。

1963年の東宝SF映画の最高傑作「海底軍艦」に登場する「轟天号」のプラモデルである。
俺は何が好きかと言って、この「海底軍艦」ほど好きなモノはないのであった。このプラモデルは先端のドリルが「アルミ削り出し」パーツで、さらに艦橋部分の「エッチング・パーツ」が付属した「特別キット」なのであった。スケールは「1/700」。
が、「海底軍艦」のプラモデルは過去に「オオタキ」から発売されていて、その時のサイズは「1/800」となっているのだが、何故か昔のオオタキの1/800の方が、これよりも二回りほどサイズが大きいのであった。
つーか、今回の「1/700」ってスケールも小さ過ぎ。も少し大きなスケールで出して欲しかったなあ。
「サクラ大戦 光武」
マーミット。980円。

アニメ「サクラ大戦」に登場するキャラクターの女の子達が搭乗する「パワードスーツ(かな?)」のソフビおもちゃである。
俺、あんまり「サクラ大戦」には詳しくないのだが(アニメ見たことないし)、それでも、この手の「レトロチックなロボット」には弱く、そして値段も安かったので思わず本日購入したのであった。
構造を見るに、どうやら「蒸気機関」で動くロボットらしく、その様な「スチーム・パンク」の世界は俺の大好きな世界の一つでもあり、「琴線に触れた」のであった。
マーミットから1997年に発売された物で、今から見ると造形も「甘い」のだが、これ、塗装を全部落として、いつか格好良く「リペイント」してやろう、と思っての購入なのである。
「鉄コン筋クリート セカンドバージョン(シロ)」
ジュンプランニング。1,800円。

「松本大洋」の漫画「鉄コン筋クリート」に出てくるキャラクターのアクションフィギュアである。
が、これまた俺、「鉄コン筋クリート」読んだ事が無いのに購入したのであった。
このフィギュア、ちゃんと「布」の服を着ており、全ての関節も「可動」という物にも関わらず、値段が安く、そして俺、「これを素体にして改造したら、俺が造ろうとしている『リアル版、怪物くん』の製作もはかどるかも知れないなあー」との邪な気持ちで購入したのであった。
松本大洋ファンのみなさん、ごめんなさい。



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