SYU'S WORKSHOP
散財おもちゃ日記
(2003年4月)

今月も、押し入れの中から、
昔買ったおもちゃを引っ張り出して紹介するのである。


昔に買ったモノだから、
購入日付は分からず、値段も不明だったりするのだが

そこら辺は、なにとぞ、ひとつ、ご了承を。


????年?月?日(?)




「V.HILTS IN THE GREAT ESCAPE」
THE REAL McCOY'S社。18,000円。

俺の大大大好きな映画「大脱走(1963)」に登場する「ヒルツ大尉(演じるはスティーブ・マックイーン)」の1/6サイズのアクション・フィギュアである。
「MGM」の持つ「大脱走」の権利や、「スティーブ・マックイーン」の肖像権などを完全クリアしての商品化だけあって、かなり高価なフィギュアなのだが、その出来は驚くほど素晴らしい。
紺色の半袖トレーナーと綿パンという「ヒルツ大尉」の衣装も丁寧に再現されている。
また、「野球のグローブ」と「ボール」が付属されており、これも、「大脱走ファン」の心をガッチリと掴むのである。
大脱走でのヒルツ大尉の名場面と言えば、ドイツとスイスの国境線にある鉄条網をバイクで飛び越えるシーンであると思うのだが、それに次いで俺が好きなのは(俺だけではないと思うけども)、物語のラスト、収容所に連れ戻されたヒルツが、独房の中でいつもやっていた壁に向かっての独りキャッチボールを、何事もなかったかの様に再開するシーンなのである。
そしてこのフィギュア、「スティーブ・マックイーン」の顔が、とても良く出来ているのにも感心する。
「大脱走」頃の「スティーブ・マックイーン」の顔が見事に再現されているのである。
このアクション・フィギュアは、「大脱走マニア」が「大脱走ファン」に向けて丁寧に丁寧に拘って作った「大脱走オタク必須グッズ」であると言えよう。
ちなみに当時、このフィギュアが着る「革ジャン」が別売りで出ていたのだが、その値段のあまりの高さに(6,500円)購入を断念した俺である。
が、今にして思うと、それもゲットしておくべきであった。
「PEPPERMINT PATTY」
WONDER LAND社。1,500円。

スヌーピーでお馴染みの漫画「PEANUTS」の中のキャラクター「ペパーミント・パティ」のソフビ人形である。大きさは23センチほど。
「BROWN BAGGER」と書かれた紙袋を持っており(学校に持っていくお弁当なのであろう)、その紙袋を押すと「ユー・アー・マイ・サンシャイン」の音楽が鳴り始めるというギミック付きのフィギュアである。
男勝りで少々がさつ、でも本当は心根の優しい女の子「ペパーミント・パティ」は、俺の大好きなキャラクターなのである。
「トリ」
EIKOH社。????円。

1996年頃の「撮りっきりコニカもっとMiNi」のTV-CMに出てきたアニメ・キャラのぬいぐるみである。
大きさは20センチ。
何を考えているか分からない「三白眼」が不気味。
キャラクター名は「トリ」。
投げやりなそのネーミングも素晴らしい。
クレーン・ゲームでゲットしたものである。
「THE REN & STIMPY SHOW」
DAKIN社。$20。

これは40センチほどのぬいぐるみで、昔、サンフランシスコのおもちゃ屋で購入した物である。
俺は別に「ぬいぐるみ者」ではないのだが、時々「これは何だぁ?」というヤツを見つけると思わず欲しくなってしまうのである。
「変てこ」なキャラが好きなのだ。
後に調べてみると「レン&スティンピイ ショウ」というアニメーションのキャラクター「レン」のぬいぐるみである事が分かった。
なんでも「ちょっと壊れた」チワワ犬なのだそうだ。
確かにちょっと「クレイジー」な顔しているなあ。
「THE REN & STIMPY SHOW」
DAKIN社。$10。

これは、その小型版、20センチのぬいぐるみ。
「レン&スティンピイ ショウ」は、エキセントリックなチワワ犬「レン」と、馬鹿猫「スティンピイ」が繰り広げる「スラップスティック・ドタバタ・クレージー」アニメなのだそうだ。
暴力表現とかの規制が厳しいと聞くアメリカのアニメーション、何故か「アナーキーで狂った世界」はOKなのである。不思議だなあ。
それにしても、アメリカ人、昔から「猫VSネズミ」「犬VS猫」という設定のアニメ、好きなのである。



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