SYU'S WORKSHOP
散財おもちゃ日記
(2004年3月)


2004年3月29日(月)
「ひょっこりひょうたん島 フィギュア・キーホルダー サンデー先生」
サンクス。

コンビニ「サンクス」のペットボトルに付いてくるおまけで、以前紹介した第一弾(散財おもちゃ日記2003年8月)に続くシリーズ第二弾である。
このシリーズ、実に出来が良いのだが、それは実際に使用された人形をCGスキャンして3Dデータ化、そうして作られたフィギュアだからである。
でも、この「サンデー先生」、実際の人形よりも少し顔が美形すぎるかな?
実物よりも、目が穏やかで優しすぎるのだ。
今回紹介する6体のフィギュア+第一弾と同じ「ドン・ガバチョ」「トラヒゲ」を合わせた8体が(本当はシークレットアイテムとして9体目にアホウのホウ助33世がいるのだが、ゲット出来ず)、第二弾のラインナップなのである。
「ハカセ」
サンクス。

「ひょっこりひょうたん島」で好きなキャラクターは?と聞くと、この「ハカセ」を挙げる人も多いのではないだろうか?
物語進行のキーパーソンである彼のキャラクター設定はもちろん、それは声を演じた「中山千夏」に負うところが多いと思う。
また、「ひょうたん島」は非常に優れたミュージカルでもあるのだが、このハカセの持ち歌には名曲も多いのである。
「もしも僕に翼があったらなぁ」「雨はどこに降る?」「都市計画の歌」「僕は地球を愛してる」等、いつ聴いても素晴らしく、とても感動するのだ。
俺は今年の2月に行われた「中山千夏 ひょっこりひょうたん島を歌う」というコンサートに行ったほどの、「ひょうたん島の歌」「ハカセの歌」の大ファンなのである。
「魔女リカ」
サンクス。

「魔女リカ」とは「マジョリカ(マジョルカ)島」のもじりなのであろうが、魔女で「リカ」というネーミングがこれ素晴らしい。
彼女は実にモダンな魔女で、箒ではなく電気掃除機にまたがって空を飛ぶ。
さらに服は黒ずくめながらも、マントと髪に巻いたスカーフは綺麗なピンク色で、いつも黒眼鏡をかけているという、とてもイカした魔女なのである。
しかし、そんな彼女が時折、「ああ、昔は良かったねぇ・・・」と歌う「Good Old Days」は、名曲揃いのひょうたん島の歌の中でも、俺が大好きな歌なのである。

「魔女パトラ」
サンクス。

まるで中世の「宮廷道化師」の様な格好をしたのが、この「魔女パトラ」である。
以下に続く「ペラ」と「ルナ」の伯母であり、「魔女三人組」のリーダー格である。
近代化を目指す魔女たちの中で唯一、彼女は昔ながらの方法を好んで使い、しきたりを重んじる。
俺は今回の(ドン・ガバチョとトラヒゲを含め)「サンクス ひょうたん島フィギュア・キーホルダー 第二弾8体セット」を、ネット・オークション「500円」で手に入れたのである。実に良心的な値段であった。
今日日ちょっと気を許していると、フィギュア類は信じられないぐらいの高値が付いていたりして、実に困ったモノなのである。
「魔女ペラ」
サンクス。

ひょうたん島に登場する魔女たちは、皆それぞれ個性的な姿形を持っている。
その中でも、この「魔女ペラ」の造形には度肝を抜いた俺である。
口から飛び出している「歯」が「ピアノの鍵盤」になっていて、名前通りに「ペラペラと良く喋る」のは、オリジナル版で声を演じた「黒柳徹子」からの逆インスピレーションなのであろうが、この全体のデザインは一体どういう事なのか。
これは、もはや人間ではない。
全体が黄色に黒の縞模様、頭には触角が生えているところを見ると「ミツバチ」からの連想なのかも知れない。でも何故「ミツバチ」なのか。
また、ひょうたん島のキャラクターとしては珍しく「目が発光する」ギミックを彼女は持っていた。

「魔女ルナ」
サンクス。

魔女たちの中で俺が一番好きなのが、この「魔女ルナ」なのである。
「魔女」というキャラクター造形をする場合、そのどこかに「黒」を配色したくなるモノなのだが、ご覧の通り彼女にはその「黒い」部分が全くない。
無いどころか、彼女は白い「アルビノ」の魔女なのだ。
これは凄い。
さらに、彼女は時々興奮すると「文楽人形」よろしく、目と口を「パカッ」と大き引き裂いて(頭には鋭角な角まで生やし)、とても怖ろしい姿に「異形化」するのだ。
うーん。格好良い・・・。
また、オリジナル版でもリメイク版でも声を演じた「久里千春」も、俺は昔から大好きな声なのである。




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