SYU'S WORKSHOP
スクールデスク製作記
(3/3)
机や椅子の「天板部分」に
「日曜大工センター」などで売られている「素材シート」を貼ることにしました。
ちょっと木目の柄が「オーバースケール」なのですが、
それもまた「ミニチュア」の醍醐味、味の部分だと思います。
それらをちょっと大きめに貼った後、
丁寧に土台の形に合わせて「デザインカッター」で切り取ってゆきます。
この「木目部分」を塗装で表現する方法もあるのですが、
今回はこの「素材シートを貼る」という方法を採用しました。
「マスキングテープ」で、「パイプ部分」「素材シートを貼った部分」をマスキングしてゆきます。
「素材シート以外の木の部分」を塗装するためです。
「木の部分」を全部「素材シート貼り」にしないのは、
「木の厚みの部分」や「湾曲している木の部分」にシートを貼るのが難しいからです。
また、「全部組上がってから部分塗装」をする理由は、
「部分塗装してから各部品を接着する」と「接着強度」が生まれないからです。
これは「戦車模型の世界」では基本的な塗装方法で、
「全ての部品を接着した後」に
「各部品の塗り分けをする」というのが一般的なのでした。
全体に吹き付けた「ラッカー系」とは違う「エナメル系塗料」で
木の部分に「マホガニー」を塗装しました。
ここで塗料の種別を変えたのは「後から塗った色が多少失敗しても、
一から戻らなくても修正がきく」という理由からです。
「ラッカー系」の上に塗った「エナメル系」は、
その下地の「ラッカー系」はそのままに「後から拭き取る事が出来る」のです。
同様に、脚の「滑り止め」の部分にもエナメル塗料で「つや消し黒」を塗りました。
というワケで、
「フルスクラッチ」の「スクールデスク&椅子」が完成しました。
さっそく「1/6ドール」を座らせてみました。
なかなかいい感じ、です。
そのバック・ビューです。
ちなみに、人形は「ボークス」の「NEO」という素体を「カスタマイズ」して作った
女子高校生人形です。
ついでに、
「SIDESHOW TOY」の1/6の「フランケンシュタイン」も座らせてみました。
「フランケンシュタイン」にはちょっと「窮屈」なところが、
これまた「いい感じ」などと思うのでした。
以上「スクールデスク製作記」でした。
というワケで、
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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