SYU'S WORKSHOP
スクールデスク製作記
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その「Rのついた箱」の中に「ポリエステル・パテ」を充填していきます。
これをよく乾燥させ完全に固まった後、



紙ヤスリで整形してゆきます。
この方法で「Rのついた厚みのある板」が出来上がります。



こうして出来上がった各部品をつなぎ合わせて接着し、
だいたいの形が出来上がりました。
横に置いてあるタバコの箱は「ミニチュア造形物」を見せるときの「お約束」です。



「鞄かけ」の部分は「1,5ミリの真鍮線」で作りました。



パイプ脚の「滑り止め」部分も作りました。
基本に使った「5ミリプラ棒」よりも一回り大きいサイズの「プラパイプ棒」を使用し、
「5ミリプラ棒」にはめ込んで作りました。



「パイプ部分」を途中で直角に接着した部分。
くっつける「プラ棒」の断面に「R状のへこみ」を作って合わせて接着しました。



椅子の背もたれ部分。
微妙な角度がついており、その「角度出し」に苦労しました。



出来上がったブツを手に持ってみると、
「程良い重さ」があって、ちょっと嬉しかったりするワケです。



完成したモノに「サーフェイサー」を吹き付けます。
「サーフェイサー」とは塗装する前の「下地処理剤」です。
これによって「プラ材」で作られた部分、「真鍮線」で作られた部分、
「パテ」によって作られた部分、という三つの異なる素材が、
「同じ世界」「同じ素材感」となるのでした。

「サーフェイサー」が完全に乾いた後、
全体に「ラッカー系塗料」で「オフホワイト」を塗装しました。


つづきます。


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