SYU'S WORKSHOP
フラップター+ドーラ
FLAPTER AND YOUNG DOLA FROM
"LAPUTA:CASTLE IN THE SKY"
(2/2)
完成した「若い頃のドーラ」のフィギュアです。
私、フィギュアのフルスクラッチをしたのはこれが二作目で
(一作目は悪役1号に乗せたブタの戦車兵でした)、
慣れないためにいろいろと試行錯誤を繰り返すことになりました。
苦労はしましたが、こうして完成すると、
「いいカンジっ!」と
自己満足アドレナリン全開なのであります。
突然ですが、作業現場写真です。
私はいつもこの「アルミのトレイ」の上で作業をしています。
切ったり削ったりしたカスも散らからず、また、
細かい部品が紛失してしまう事も避けられます。
それに、トレイを退かすことで一気に机の上を片づける事も出来、
とても便利でお薦めの作業方法なのです。
「天空の城ラピュタ」の劇中、
「若い頃のドーラ」の姿が登場するシーンがワンカットあります。
「ドーラ一家」の母船「タイガーモス号」内のドーラの私室、
その壁に若き日のドーラの「肖像画」が掛かっているのです。
それを見ると若い頃のドーラはとても「美少女」であった事が分かります。
このフィギュアは、その絵を参考にして作ってみました。
設定によれば、その肖像画は「18歳の頃のドーラ」という事らしいのですが、
このフィギュアは、それよりも、もう少し若く、
「16歳のドーラ」というカンジです。
今回のフィギュアのフルスクラッチで一番苦労したところは、
「ドーラの三つ編み」の処理・造形でした。
普段は「AFVモデラー」である私にとって「三つ編み」は未知の世界。
不覚にも日頃「三つ編み」の事はまったく考えていなくて、
三つ編みというのが「一体どういう構造になっているのか」すら
私には全然分からなかったのでした。
そこでまず、インターネットで「三つ編みの編み方」を検索・研究しました。
そして、何回か紐で三つ編みの作り方を練習した後、
「エポキシパテ」で「細い紐」を三つ作り、
それが完全に硬化しないウチに
実際に編んで「三つ編み」を作ったのでありました。
もうこれで私は三つ編み、「完璧に把握」しました。
もういつ「三つ編み」を編まなくちゃイケナイ羽目になっても大丈夫です。
と言っても、そんな事が今後、頻繁にあるとも思えないけど・・・。
劇中、ドーラがヒロイン「シータ」を
「あたしの若い頃にそっくりだ」と称します。
それに応えて、ドーラの息子たちが、
「あの娘がママみたくなっちゃうの・・・?」と驚きます。
私はこれがあながち冗談ではなく、
実際にドーラの若い頃はシータそっくりの「美少女」であったと思うのです。
今回、フィギュアを作ってみて分かったのですが、
シータとドーラには幾つかの共通点があります。
二人とも「三つ編み」で「青い服」を着ている事です。
また、「逆境に負けない強い意志と行動力」を持っている点も共通しています。
そこで私の妄想は膨らむのであります。
フラップターの製作者でドーラの亡夫であった「天才科学者」というのは、
ドーラの幼なじみのボーイフレンドだったのではないでしょうか。
そして、ある日、その彼氏が「悪の組織」に捕らわれちゃうワケです。
「悪の組織」は前から彼の「超発明」を狙っていたのです。
そこでドーラは単身、彼を救出すべく彼の発明品であるフラップターに乗り
「悪のアジト」に急襲をかけるのであります。
待ちかまえる悪の組織の秘密兵器たち・・・!
そんな若い頃のドーラが活躍する「SF冒険活劇アニメ映画」を
ぜひ観てみたい私なのであります。
「ヤング・インディ」シリーズみたいな「ヤング・ドーラ」シリーズ。
最後に目指すは「空中宝島」!
って、これじゃまったく「ラピュタ」と同じ展開ですね・・・。
でも、そんなアニメ観たいなあ。
ちょっと特撮してみました。
と言うワケで、
長い文章を最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。
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