SYU'S WORKSHOP
KV-1B 重戦車
KV-1B RUSSIAN TANK
(3/3)
ライトは愛用している「MODELER'S」の「ライトレンズセット」を使用。
また、キットに「一体モールド」されていたコード類などを削り取り、
「真鍮線」や「ソフトワイヤー」で新たに作り直しました。
この戦車、主砲は「76,2ミリ」。
この幅広の履帯がソ連戦車らしい無骨さを醸し出しています。
しかし重装甲ゆえの「機動力の悪さ」から、ソ連戦車兵たちには同じ76,2ミリ砲を搭載していて
機動力も高かった「T-34」の方が人気があった、といいます。
また、戦闘による損失よりも「故障」による損失の方が多かった、ともいいます。
それでも私はこの戦車が大好きです。
「得てして役に立たない兵器の方が、格好良いのだなあ」、
などと思う私なのでした。
ドライバーズ・ハッチは最初から「可動式」になっていたのですが、
砲塔のハッチが「開閉選択式」だったので、ドライバーズ・ハッチの
「可動にするためのヒンジ・パーツ」を「シリコンで型取り」し「キャストで複製」して、
砲塔ハッチの方も「可動式」にしてみました。
ハッチ裏ディテールにもこだわってみました。
「資料本」を参考に「金属板」を細く切りだし、「ロック機構部分」をディテールアップしてみました。
例によって車体内部も作り込んでみましたが、完成するとほとんど見えません。
でも「ほとんど見えない」のと、「中には何もない」のとでは、
これ全然違うと私は思うのでありました。
この「KV-1B」、何故「赤く」塗られているかというと、
「プライマー(錆止め)塗装した直後、急遽戦場に送り出されてしまったKV-1B」
という設定で作ったからなのでした。
フィギュアを乗せてみました。
まだ作りかけのフィギュアです。
ヘッドは「HORNET」の「女性顔」ですが、ボディはフルスクラッチして作っています。
何故女性たちが乗っているかというと、これまた設定がありまして、
「松本零士の戦記シリーズ」や「宮崎駿の雑想ノート」の様な、「戦争秘話」的妄想ストーリィが
私の頭の中に前からあるのです。
タイトルは「レニングラードの赤い魔女」。
この話は機会があればいつかご紹介したいと思います。
この「KV-1B」はソ連戦車好きの私の中で
「堂々のベスト1」に輝く「マイ・フェイバリット・タンク」なのでした。
というワケで、
長い文章を最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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