SYU'S WORKSHOP
6分の1モップ製作記
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6分の1サイズの人形を(もしくは、21インチサイズの人形を)持っている人なら誰しも
「ああっ!この人形に持たせるモップが欲しいっ!」と思った事が
過去に一度や二度あるのではないでしょうか?
(あまり無い?)
そんなワケで「6分の1」の「モップ」を「フルスクラッチ」してみました。
以下はその「製作記」です。
![](mop01.jpg)
まず、「6分の1」サイズで「モップ」の設計図を描いてみます。
もちろん、そのためには「実際のモップサイズ」を調べておくことが大切です。
学校や会社にある「モップ」をこっそり「採寸」しておきましょう。
![](mop02.jpg)
「5ミリ」の厚さのプラ板をカットしてゆき、モップの「先端部分」を作って行きます。
![](mop03.jpg)
この穴は「モップの柄」を取り付けるための穴です。
「ピンバイスドリル」で「直径5ミリ」の穴を開けました。
「フルスクラッチ」をする際、
この「ピンバイスドリル」は無くてはならない工具だと言えましょう。
各種サイズの「先端ドリル」を前もって用意しておくと、
夜中に突然、「ああっ!0,2ミリの穴を開けたいっ!」と思ったときでも
とっても安心、非常に便利です。
そんな事ぁないか。
切り出したプラ板を「箱状」に接着してゆきます。
最初から「合わせ面がきっちり合っている箱」を目指すよりは、
「はみ出した所は後からヤスリで削ろう」と思っていた方が、
作業は早いと思います。
が、この時に気をつけたいのは
「直角部分はきちんと直角」「同じ幅はきちんと同じ幅」である事です。
「フルスクラッチ」で一番気をつけなければならないところは
「直角なところは正確に直角」「同じ幅のところは正確に同じ幅」
になっている点だと思います。
この二つのポイントさえ押さえておけば、多少縮尺が間違っていても、
仕上げの処理が荒いとしても、塗装が悪いとしても、
「結構見られた」「造形物」になるものなのです。
![](mop07.jpg)
「モップ」の「毛」の部分に、「手芸用」の「綿糸」を用意します。
太さは「2ミリ」のヤツを使用してみることにしました。
「モップ」の「柄」の部分は「5ミリのプラ棒」を使うことにしました。
「モップの先端部分」
「モップの柄部分」
「毛の部分」
これで部品は全部揃いました。
「月刊誌」などの表紙に使用されている「光沢のある厚紙」を切り取り、
そこに「両面テープ」を5ミリ幅、長さ10センチぐらいの長さで貼り、
一本一本「綿糸」の端を貼り付けてゆきます。
つづきます。
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