SYU'S WORKSHOP
6分の1モップ製作記
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6分の1サイズの人形を(もしくは、21インチサイズの人形を)持っている人なら誰しも
「ああっ!この人形に持たせるモップが欲しいっ!」と思った事が
過去に一度や二度あるのではないでしょうか?
(あまり無い?)

そんなワケで「6分の1」の「モップ」を「フルスクラッチ」してみました。
以下はその「製作記」です。




まず、「6分の1」サイズで「モップ」の設計図を描いてみます。
もちろん、そのためには「実際のモップサイズ」を調べておくことが大切です。
学校や会社にある「モップ」をこっそり「採寸」しておきましょう。



「5ミリ」の厚さのプラ板をカットしてゆき、モップの「先端部分」を作って行きます。



この穴は「モップの柄」を取り付けるための穴です。
「ピンバイスドリル」で「直径5ミリ」の穴を開けました。



「フルスクラッチ」をする際、
この「ピンバイスドリル」は無くてはならない工具だと言えましょう。
各種サイズの「先端ドリル」を前もって用意しておくと、
夜中に突然、「ああっ!0,2ミリの穴を開けたいっ!」と思ったときでも
とっても安心、非常に便利です。
そんな事ぁないか。



切り出したプラ板を「箱状」に接着してゆきます。



最初から「合わせ面がきっちり合っている箱」を目指すよりは、
「はみ出した所は後からヤスリで削ろう」と思っていた方が、
作業は早いと思います。
が、この時に気をつけたいのは
「直角部分はきちんと直角」「同じ幅はきちんと同じ幅」である事です。
「フルスクラッチ」で一番気をつけなければならないところは
「直角なところは正確に直角」「同じ幅のところは正確に同じ幅」
になっている点だと思います。
この二つのポイントさえ押さえておけば、多少縮尺が間違っていても、
仕上げの処理が荒いとしても、塗装が悪いとしても、
「結構見られた」「造形物」になるものなのです。



「モップ」の「毛」の部分に、「手芸用」の「綿糸」を用意します。
太さは「2ミリ」のヤツを使用してみることにしました。



「モップ」の「柄」の部分は「5ミリのプラ棒」を使うことにしました。
「モップの先端部分」
「モップの柄部分」
「毛の部分」
これで部品は全部揃いました。



「月刊誌」などの表紙に使用されている「光沢のある厚紙」を切り取り、
そこに「両面テープ」を5ミリ幅、長さ10センチぐらいの長さで貼り、
一本一本「綿糸」の端を貼り付けてゆきます。



つづきます。

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