SYU'S WORKSHOP
シグマの制御装置製作記
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「ルパン三世」の「さらば愛しきルパンよ」のラストシーン、
「永田重工」に乗り込んだ「小山田マキ」が手に持っていた「シグマの制御装置」を
6分の1サイズで「フルスクラッチ」してみました。
以下はその「製作記」です。
まず録画してあったビデオを繰り返し観て、その外観を「ラフスケッチ」します。
単に資料写真を見るだけよりも、実際に自分の手で描いてみることによって、
より具体的な「デザイン」「構造」を把握していくのです。
割り出したサイズに基づき「0,5ミリ、プラ板」をパーツごとに切り出してゆきます。
「L字型」のプラ板は「エヴァグリーン社」の「2ミリ幅、ANGLEプラ棒」です。
「エヴァグリーン社」からは、この他にも様々な形の「プラ棒」が発売されており、
「フルスクラッチ」には欠かせない素材と言えるでしょう。
「シグマの制御装置」の基本の「箱」を組んでいきます。
「L字プラ棒」で四隅を補強。こうして強度を保つワケです。
これは「箱」の「蓋」の部分。
この穴の開き方が「宮崎SFアニメ」っぽいデザインですよね。
これで「シグマの制御装置」の基本の外殻が出来上がりました。
これは「蓋」の表面に付くパーツの一つ。
そうして、さらにいろいろな細かいパーツをコツコツと作って行きます。
この時に「何のために私はこんな事をやっているのだろう?」
などと考えないのが「フルスクラッチ」の重要なポイントです。
「箱」の中身は、このように「多層構造」になっている、と解釈しました。
作業現場です。
私の「フルスクラッチ」作業に欠かせないのは、多くの「工具」と多くの「材料」、
そして多くの「タバコ」なのでした。
いわゆる「ヘビー・スモーカー」なのでした。
つづきます。
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