SYU'S WORKSHOP
1/55 装甲ロボット兵シグマ製作記
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TVアニメーション「ルパン三世」の第二シーズン
「新ルパン三世(1977〜80)」の中で、
宮崎駿が演出をしたエピソードが2話だけあります。


それは第145話「死の翼アルバトロス」と
第二シーズン最終話(第155話)「さらば愛しきルパンよ」です。
(ちなみに、エンドクレジットの『照樹務』という彼のペンネームは、
アニメを製作したプロダクション『テレコム』を捩ったモノでした)

その「さらば愛しきルパンよ」に登場する
異形の双頭殺戮マシン
量産型装甲ロボット兵「シグマ」を
1/55サイズでフルスクラッチしてみました。

以下、その製作記なのであります。





まず最初にシグマの三面図を書きました。
そこから割り出した大きさと形状を基にして、



バルサを削って胴体の「原型」を作りました。
それを、



「1ミリプラ板」で「バキューム・フォーム」。
胴体の外殻を作りました。



今度はシグマの頭を作ります。
「5ミリ丸プラ棒」を削り、
さらに「ポリエステルパテ」で整形していきました。



「顔面」も「プラ板」と「ポリエステルパテ」で作り、
それを「原型」としてシリコンで型取り、
キャストで複製を取っていきます。



シグマは「双頭のロボット」ですから二つあれば良いのですが、
ちょっと多めに複製しました。
この中から「最良の二個」を選んだのです。



選んだ二つの頭の「眼」には
「真鍮パイプ」を填め込み、
ディテール・アップしてみました。



つづきます。

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