SYU'S WORKSHOP
モリアーティの潜航艇製作記
(前編B)

(4/6)




バキュームすると、どうしても元のプラ板より薄くなってしまいます。

結局「1,2ミリプラ板」を二回重ねてバキュームする事にしました。



今回は「簡易治具」もいろいろと作りました。

これは円錐形「艦首」「艦尾」の底辺位置を正確に割り出すモノ。



作った「艦首」と「艦尾」にプラ板の凸凹が出来てしまいましたので、
ポリパテを盛って整形しました。

今回のフルスクラッチでは「船体」「艦首」「艦尾」に
多少の凹みがあってもかまわない
(反対に、それがモリアーティのメカっぽい)と思っているのですが、
「これはバキュームの時に出来た凹みだろう」と
判っちゃう所だけは修正を入れる事にしたのであります。



またまた「簡易治具」の登場です。
「簡易治具」って呼ぶのも憚れる代物ですけども。

でも、これ、結構役に立つのであります。

「艦首」「艦尾」に、いろいろな「アタリ」を記していきました。



「艦首根元部分」に穴を開け、
「モリアーティの潜航艇」の特徴の一つである
「マニピュレータ基部」を作っていきます。

しっかし、この時代(1890年代)に
マニピュレータを搭載した潜航艇を作ったなんて、
さすがモリアーティ教授、「悪の天才」と言うしかありません。



「マニピュレータ」には、
「KOTOBUKIYA」の「球形ダブル・ジョイント」を利用します。



こういうモノです。



「エバーグリーン」のプラパイプと組み合わせて、
こんな感じになりました。

このマニピュレータの先端に「ハサミ手」を作っていくのですが、
それを再現するためには
別のジョイントを購入しなきゃいけない事に気がつき、
その作業は後回しにするのであります。



つづきます。

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