SYU'S WORKSHOP
モリアーティのアジト製作記
(前編)

(2/6)




「木箱」を作ります。

簡単に描いた「展開図」を基に、
木箱を構成する「6つの面」を「1ミリプラ板」から切り出していきます。



それぞれの面には「目立ちヤスリ」を使って、
「連続した平板」のティテールを入れていきます。



さらに「ピンバイス」に噛ませた「針」で
「平板」ごとに「木目」を再現していきます。



それぞれの面に「補強板」を追加して
「木箱」が完成しました。

これを複製していくのですが、
組み立てた「完成型」で複製を取ってしまうと
「かなりボリュームのあるキャストの塊」になってしまいます。

そこで、それぞれの「6面のパーツ」で複製を取る事にしました。



シリコンで型を取っているところです。

私はちょっと面倒になるとこの様に
「外壁は単にガムテープで周りを囲んだだけ」で
シリコンを流してしまいます。
そのままではシリコンの重みでガムテープが倒れてきますので、
その周囲には「重し」を置いています。

もちろん底には「原型が貼られたプラ板」があります。



シリコン型が出来上がりました。
左が「原型」で、右が「シリコン型」です。
これは「片面取り」と呼ばれる方法です。



これに「レジンキャスト」を流していきます。



ちなみに。

小さい物を複製する事が多い私は、
大きな缶から小さな「ポリ容器」に「レジンを小分け」しています。
こうしておくと「いつでも気軽にキャスト取り」が出来るのです。



さらに。
私はいろいろなサイズの「使用済み容器」をストックしています。
手にしているのは「もずく酢」の入っていた容器です。



この容器は「シリコンを掻き混ぜたり」、
「キャストを掻き混ぜたり」するのに、
私にとって非常に丁度良いサイズなのです。

そしてなにより、



「もずく酢」は健康にも良いのであります。

値段も安いし。



つづきます。

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