SYU'S WORKSHOP
モリアーティのアジト製作記
(前編)

(3/6)




「木箱パーツ」の複製が終わりました。



余分な「バリ」を切り離し、
一個一個のパーツを整形、
「一つの木箱」を構成する部品ごとにまとめていきます。

ちなみに、
私の製作記写真の真ん中に
「真鍮ブロック」が置いてある事が多いのは、
「デジカメの露出とフォーカスを見るため」
だったりします。



「瞬間接着剤」を使い組み立てていきます。
「プラ板で作った原型」を入れて
全部で「11個」の「木箱」が出来上がりました。



それぞれの「木箱」に「筋交い板」を
「プラ板」で追加工作していきました。

何故原型時に作って置かなかったかと言うと、
「キャストを流れやすくするため」と、
たくさん複製し完成した後に、
「木箱」の「個体差」を出すためでした。



「ドラム缶」を作ります。

これは「20ミリの木の棒」の回りに「0,5ミリプラ板」を巻き、
さらに「2,5ミリ半丸プラ棒」を巻いた「原型」です。
これを再びシリコン型にして、



キャストを流します。
この時にまたちょっと「技」を考え実行してみました。

「型の半面だけ」にキャストを流した後、
すぐに両型を合わせ「輪ゴム」で固定します。
そうして、



これをキャストが硬化するまで
「グルグルゆっくりと回す」のです。

こんな方法で
上手くいくワケが・・・



いきました。



もちろん、
内部のキャストの厚みは「均一」にはなっていませんが、
塗装してしまえばそれも判らなくなります。

この方法を考えた理由は「木箱」の時と同様に、
「重いキャストの塊にしたくなかった」事と、
「キャストを節約するため」なのであります。

これを私は
「キャストぐるぐる中空工法」
と名付けたいと思います。
まんまですが。



こうして、
「木箱」と「ドラム缶」がたくさん出来上がりました。



これに「タミヤ」の「スーパーサーフェイサー」を吹いた後、
エアブラシで塗装していきます。

もちろん、
同じ色で塗る様な事はせず、
「木箱」も「ドラム缶」もそれぞれ「3〜4種類」の
違う色で塗装し「個体差」を出していきました。



つづきます。

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