SYU'S WORKSHOP
モリアーティのアジト製作記
(前編)
(6/6)
話を元に戻します。
「モリアーティのアジト」のジオラマの土台は
「B4サイズの木製パネル」を使う事にしました。
この「モリアーティのアジト」は地下にあります。
右左後の三面と手前下には
「4ミリのシナベニア」を接着しました。
その「シナベニア」の表面を軽く紙やすりで磨いた後、
「和信ペイント」の「油性ウレタンニス(エボニー)」を
数回に分けて刷毛で塗り、色と艶を出しました。
土台を少し高くしたかったので、
パネルの下には四隅を「木のブロック」で持ち上げ、
補強しておきました。
「シナベニア」の内側に「壁」を作っていきます。
「5ミリのスチレンボード」と
鉄道模型用の「煉瓦パターンシート」を使いました。
壁表面の「漆喰」が剥がれ出し、
奥の煉瓦が露出している状態にするためです。
「煉瓦シート」をカットして貼っていきます。
「こんな風に外壁が剥がれるのがリアルだろう」と
想像しながら形を決めていきます。
このままでは「奥にあるはずの煉瓦」が
手前に来てしまいますので、
煉瓦以外の部分にはさらに
「1ミリのスチレンボード」を貼っていきました。
ここに出来た「隙間」や「壁の質感」を、
「木工ボンド」と「お湯」を「1対1」で混ぜ、
それで「ドフィックス」を溶いたモノで
処理・再現していきました。
筆で塗ったり、油絵用の「スパチュラ」で伸ばしたり、
指で叩いて作っていったのです。
アジトの床を「0,5ミリプラ板」で作ります。
「プテラノドン」の脚から目玉の発光ギミックへと通電する予定ですので、
その「立ち位置」は慎重に決めていきました。
この位置に通電用の「真鍮板」を埋め込むのです。
「三方の壁」「床」をジオラマ・ベースに接着していきました。
接着には「セメダイン」の「スーパーXクリア」を使用しました。
「プテラノドン」や「型紙のモリアーティ」、
作った「小物類」をレイアウトして雰囲気を見てみました。
何だかこの塗装前の白い部屋も
「ウィンドウ・ディスプレイ」みたいでオシャレだなあ、
などと思いつつも、
これからもっともっともっと
小道具類を作り、
もっともっともっともっと
汚していく予定なのであります。
と言うワケで今回、
「モリアーティのアジト製作記(前編)」は
ここまでです。
次回「中編」に続くのであります。
前のページへ モリアーティのアジト(中編)へ
トップページへ
|
ご意見、ご感想はこちらまで |