SYU'S WORKSHOP
モリアーティのアジト製作記
(前編)
(6/6)
![](aji057.jpg)
話を元に戻します。
「モリアーティのアジト」のジオラマの土台は
「B4サイズの木製パネル」を使う事にしました。
![](aji058.jpg)
この「モリアーティのアジト」は地下にあります。
右左後の三面と手前下には
「4ミリのシナベニア」を接着しました。
その「シナベニア」の表面を軽く紙やすりで磨いた後、
「和信ペイント」の「油性ウレタンニス(エボニー)」を
数回に分けて刷毛で塗り、色と艶を出しました。
![](aji059.jpg)
土台を少し高くしたかったので、
パネルの下には四隅を「木のブロック」で持ち上げ、
補強しておきました。
![](aji060.jpg)
「シナベニア」の内側に「壁」を作っていきます。
「5ミリのスチレンボード」と
鉄道模型用の「煉瓦パターンシート」を使いました。
壁表面の「漆喰」が剥がれ出し、
奥の煉瓦が露出している状態にするためです。
![](aji061.jpg)
「煉瓦シート」をカットして貼っていきます。
「こんな風に外壁が剥がれるのがリアルだろう」と
想像しながら形を決めていきます。
このままでは「奥にあるはずの煉瓦」が
手前に来てしまいますので、
![](aji062.jpg)
煉瓦以外の部分にはさらに
「1ミリのスチレンボード」を貼っていきました。
ここに出来た「隙間」や「壁の質感」を、
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「木工ボンド」と「お湯」を「1対1」で混ぜ、
それで「ドフィックス」を溶いたモノで
![](aji064.jpg)
処理・再現していきました。
筆で塗ったり、油絵用の「スパチュラ」で伸ばしたり、
指で叩いて作っていったのです。
![](aji065.jpg)
アジトの床を「0,5ミリプラ板」で作ります。
「プテラノドン」の脚から目玉の発光ギミックへと通電する予定ですので、
その「立ち位置」は慎重に決めていきました。
この位置に通電用の「真鍮板」を埋め込むのです。
![](aji066.jpg)
「三方の壁」「床」をジオラマ・ベースに接着していきました。
接着には「セメダイン」の「スーパーXクリア」を使用しました。
![](aji067.jpg)
「プテラノドン」や「型紙のモリアーティ」、
作った「小物類」をレイアウトして雰囲気を見てみました。
何だかこの塗装前の白い部屋も
「ウィンドウ・ディスプレイ」みたいでオシャレだなあ、
などと思いつつも、
これからもっともっともっと
小道具類を作り、
もっともっともっともっと
汚していく予定なのであります。
と言うワケで今回、
「モリアーティのアジト製作記(前編)」は
ここまでです。
次回「中編」に続くのであります。
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