SYU'S WORKSHOP
モリアーティのアジト製作記
(中編)

(6/6)




さて。

「モリアーティのアジト」に置く「フィギュア」を、
いつも私のサイトに遊びに来て下さる
「TAKEDAさん」にお願いしました。



私に「フィギュア」を作る余裕が無くなってしまった事と、
それより何より、
昔らから素敵なフィギュアを作られる「TAKEDAさん」に
無理を承知で「ぜひに」とお願いしたのでした。

写真は
ホームズもワトスンもモリアーティ教授も皆が憧れる
「名探偵ホームズ」のマドンナ、
ハドソン夫人」です。



この素晴らしい造形は、
さすが「TAKEDAさん」なのであります。
それも当然の事。
「TAKEDAさん」は「プロの造形師」なのです。



ハドソン夫人の造形」は、
「真鍮線にポリエステルパテを盛って削り」、
「また盛って削って」作られたそうです。

彼に言わせれば
「もっと仕上げの時間があれば良かったんですが」との事ですが、
私的にはもう充分の仕上がりなのでした。



この「モリアーティ教授の造形」も実に見事です。



もちろん「原型師」としての
今まで培ってきた「プロのノウハウ」があるのでしょうが、
「マントの皺」とか実に巧みで感心してしまいます。



私が
「ねぇ、作ってくれませんか〜」とお願いしてから、
「出来ました〜」と完成したのが「一ヶ月後」。

お話を聞くと、
2体合わせての製作時間は
実質「のべ24時間」という事です。

手の遅い私にはまったくもって羨ましい
高い技術をお持ちなのでした。



上の図は「TAKEDAさん」にお願いする時に
私が描いた落書き発注書です。

この絵と同時に、
「アジトの中のプテラノドンの手前に、こんな感じで
モリアーティ教授とハドソン夫人が一緒に並んでいると、
とっても良いと思うんだけどなあ。
世界が広がって。
多分、これはモリアーティが夢にまで見たであろう世界。
と言うワケで、
フィギュア作ってくれませんか〜」
とお願いしたのでした。

私のラフなオーダーにも関わらず、
出来上がってきたフィギュアは
ご覧の通りとても素敵なモノでした。

これも「TAKEDAさん」が
「名探偵ホームズの世界」を熟知しているからであります。



塗るのが勿体ないと思いつつも、
フィギュアにサーフェイサーを吹き付けました。



そして
基本色を「Mr.カラー」でエアブラシし、
細かい所を「エナメル塗料」で筆塗りしていきました。

ちなみに、



こういった小さな「フィギュア」を塗っている時に
一番身近な所にある「パレット」は、
フィギュアを持っている自分の
「左手の親指の爪」であります。



こうして
フィギュアの塗装が終わりました。



「TAKEDAさん」のフィギュアが
あまりにも素晴らしいので・・・。

私も悔しくなって思わず「ネズミ」を作りました。
てへてへ。

などと言いつつ、
「モリアーティのアジト製作記(中編)」はここまでです。

今回もちょっと長くなってしまいましたが、
最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。


次回
「後編」に続くのであります。



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