SYU'S WORKSHOP
モリアーティのアジト2製作記
(前編)

(3/6)




漆喰が乾燥した後、粗めの紙ヤスリで表面を整え、



全体にタミヤの「スーパーサーフェイサー」をスプレーしました。

私はこの「スーパーサーフェイサー」が大好きで、
塗装前には意味なくても吹き付ける事が多いのです。

「よし!これから塗装に入るぞ!」と自分に宣言し、
「この部分はもうすぐ完成だぞ!」と
勢いをつける意味合いを持っているのであります。

心理学でいう「条件付け」ってヤツですね、多分。



「壁」には「青系」の色を数種類エアブラシしていきます。
アニメでいう「カゲ色」なのであります。



こんな感じになりました。

実際には壁は「暖色系」で塗られている事が多いのでしょうけども、
この「アジト2」が地下にある事や、
中に置かれる「潜航艇」が「ピンク色」である事を考え、
この配色にしたのでした。



「煉瓦パターン」を今度は筆で塗り分けていきます。



この部分も「青系」で3種類の色を用意。
塗料は下地と同じ「Mr.カラー」です。

規則的な配置ではなく、ランダムで自然に見える様、
煉瓦一片一片、注意して塗っていきました。

何故、下地と同じ「ラッカー系」を使ったかというと、



煉瓦の「目地」に「スミ入れ」ならぬ「グレイ入れ」を
「エナメル系塗料」で行いたかったからであります。

「目地」に沿って流し込む様に「グレイ入れ」して、
はみ出した所はエナメル溶剤で拭き取っていきました。

これで煉瓦がくっきりと際立ったと思います。



「給排水パイプ」を作っていきます。
「気密ドック」に注水するためのモノです。

プラパイプとプラ板で「継手」の基本フレームを作り、



隙間にタミヤの「エポキシ・パテ」を詰めていきます。



それを整形し「継手」が出来上がりました。



さらに「プラパイプ」「プラ板」を組み合わせて
「給排水パイプ」が出来上がりました。

床や壁と接地する部分には
「WAVEのR・リベット〈角〉」を接着してあります。



こんな感じで取り付けるのです。



後々、
「給排水パイプ」横には「バルブ」も取り付けました。

これを回すと「気密ドック」内の注水が始まる、
という私の「脳内設定」によるものです。
が、しかし、
潜航艇を「気密ドック」に運び込み
モリアーティ一味が全員その部屋で艇に乗り込んだ後、
一体誰が外にあるこのバルブを回してくれるのでしょうか?

いい加減な設定だなあ。
がっはっはっは。



つづきます。

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