SYU'S WORKSHOP
モリアーティのアジト2製作記
(前編)

(4/6)




「大道具・小道具類」を作っていきます。
まずは「木製家具類」です。

「整理棚」や「二段ベット」、「作業台」や「脚立」等々であります。



「2ミリ」「3ミリ」「5ミリ」の各「プラ角材」や「プラ丸棒」に
「ハセガワ・トライツール」の「模型用けがきノコギリ」を使って
「木目モールド」を付けていきます。



以前「木製家具」をスクラッチした時には
形が出来てから木目を付けていったのですが、
「パーツを切り出す前のプラ素材の段階で、
木目モールドを入れておいた方が、後々楽じゃないか?」
という「基本的事実」に今更気がつき、
今回それを試してみたのであります。



同様に「1ミリ プラ板」から切り出した「帯材」にも、



この様に木目を付けていきました。



表面が黒くなっているのは表面をケガく前、
「油性黒マジック」を塗っているため。

作業中の「モールド具合」を見易くするためです。



この作業に「模型用けがきノコギリ」を使うと
「刃先が一発で駄目になって」しまいます。

と言うワケで、
この「けがきノコギリ」はこの先一生
「プラ板に木目モールドをケガく」
のみの人生を送る事になるのであります。



相変わらず錆びまくっているウチの「レーザーソー」を使い、



木目入り「プラ帯材」や「プラ角棒」をカットしていきました。

「作業棚」を作っていきます。



柱となる「3ミリ プラ角材」に
棚となる「1ミリ プラ帯材」を接着します。

棚の四隅には「切り込み」を入れてあります。



まずは「最初の棚」と「最後の棚」を接着。



この際、
全体の「水平」や「垂直」が正しく決まり、
歪みがない様に慎重に作業を進めていきます。

周囲を「ガイド」で囲み、
完全に「柱と棚」が接着・固定されるまで、
1〜2日ほど放置しておきます。

全体フレームが出来た後、



中間の棚を作っていきます。

途中に挟まっている白いプラ板は、
棚と棚の間隔を正確に出すための「スペーサー」です。



こうして「作業棚」が完成しました。
一個じゃ寂しいので2台作ってみました。

後々、この棚には
大量の「工具類」や「パーツ類」で埋まる事になります。

それを考えると楽しみでもあり、
「大変だなあ」とも思うのであります。



つづきます。

前のページへ                                次のページへ


トップページへ

メールはこちら ご意見、ご感想はこちらまで