SYU'S WORKSHOP
モリアーティのアジト2製作記
(中編)
(3/6)
「刷毛」が出来たので「ペンキ缶」を作ります。
人類の文化発祥と共に「塗装の歴史」は始まっています。
いや「塗装」によって
「人類の文化」が始まったのかも知れません。
なんて事を言いつつ、
エバーグリーンの「プラパイプ」と「真鍮線」を使い、
「ペンキ缶」を作ります。
「プラパイプ」の底にはプラ板を接着し角を丸めました。
また、真鍮線で作った取っ手「根元」には、
「小さな円形プラ板」を貼り付けました。
私はこうした細かいディテールを作っている時が、
とても楽しいのであります。
缶を「Mr.カラー」の「クロームシルバー」で塗り、
パソコンで作画した「ラベル」を貼って完成しました。
「ペンキ缶ラベル」が「PAINT」とは少し単純な気もしますが、
まあ「これで良いのだ」であります。
食料品店の「段ボール箱」を作ります。
以前の「アジト」ジオラマは、
「プテラノドン飛行機」「武器と美術品」「教授の生活」の三つが
基本コンセプトだったのですが、
今回の「アジト2」では、
「潜水艦建造所」「工具類」「トッドとスマイリーの生活」の三つが
基本コンセプトなのでした。
つまり、キャラクターの「生活場所」というコンセプトは
前回も今回も変わらないのです。
これは「宮崎駿ジオラマ(宮崎メカ)」を作る上で、
決して外してはならない「重要な事」だと私は思うのです。
なんて事を言いつつ、
パソコンで作画し「紙語楽」という紙にプリントアウト、
カットしていきます。
「カッターナイフの刃」をガイドにして(定規では厚過ぎるのです)
紙に「山折り」「谷折り」の癖を付け、
それを組み立て「段ボール箱」が出来上がりました。
ラベルに書かれた「RESTRDE GROCER'S」とは、
「レストレイド食料店」と言う意味です。
「レストレイド」はホームズ物語に登場する
「スコットランドヤードの警部」の名前で、
正典もアニメでも「レストレイド食料店」なんて出てこないので、
これも私の「妄想設定」なのであります。
「蓄音機」を作ります。
「1ミリ プラ板」で箱を組み立て、
エバーグリーンの「プラ半丸棒」を使って、
表面の「装飾レリーフ」を作りました。
この装飾は実際もっと細かいのですが、
私の技術ではこれが精一杯なのでした・・・。
でも、これが「ある」と「ない」とでは
仕上がりが全然違って来るのです。
他のパーツもいろいろと作りました。
画面の写真は「蓄音機」と「電話機」です。
「蓄音機」も「電話機」も、共にホームズ時代(後半)の、
「シズル(雰囲気)」なのであります。
蓄音機の「ラッパ」は「ヒートプレス」で作りました。
銀色部分は「食玩」、真鍮色部分は「真鍮線」で作りました。
ついでに「レコード盤」も作りました。
このレコードは「何の曲」かと言うと、
あっ!
これは後のネタに取って置こうっと・・・。
えへ。
つづきます。
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