SYU'S WORKSHOP
モリアーティのアジト2製作記
(中編)
(5/6)
「小道具、大道具」が段々揃って来ました。
「木目ディテール」判別のために一端塗った「黒マジック」を
シンナーで丁寧に拭き取った後、
「スーパー・サーフェイサー」を吹き付けました。
そして塗装していきます。
私は小さな物でも出来る限りエアブラシを使います。
最初はラッカー系の「Mr.カラー」で、
次にエナメル塗料で「ウォッシング」するのです。
それでも足りない時には「アクリル塗料」を使うのですが、
そうすると「ウォッシング」が出来なくなるのが難点なのでした。
「作業机」に掛けられた「布」を作ります。
作業台にはよく無造作に「布」が掛かっているモノなのです。
「布」と言っても実際の「布」は使いません。
「箱ティッシュ」を使うのです。
そのティッシュを妥当なサイズで切り取り、
「水で薄めた木工ボンド(緑矢印)」に浸して、
両面テープ裏の「ツヤツヤ面」を剥がさないまま貼った
定規の上にピンセットを使い丁寧に置いていきます。
そして「微妙な皺」や「垂れ下がった感じ」を作るのです。
それを完全に乾燥させ(一昼夜以上掛かります)、
色を塗り完成するのです。
これは昔から「AFVモデラー」がやる「布の作り方」なのでした。
さて。
「フルスクラッチ」していると湯水の様な「プラ板クズ」が出て来ます。
それを私は捨てずに取っているのです。
それを「金属色」で塗り、
ジオラマ内に散らばる「鉄屑」として利用する事にしました。
「捨てる前 それスクラッチに 使えそう」。
フルスクラッチ心の俳句。
つづきます。
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