????年?月?日(?) | |
「SPAWN.CRUTCH」 McFARLANE TOYS。????円。 アメコミから始まり映画にもなった「スポーン」の悪者フィギュアである。 名前を「クラッチ」と言うらしい。 俺は別に「スポーン」のファンでも詳しくもないのだが、この造形を見た瞬間思わず購入してしまったのである。 なんせ、「片足」の悪者なのだ。 たぶん日本では、たとえ「悪者」であっても、こんなキャラクターは許されないに違いない。 いやアメリカでも、こんな「片足悪者キャラ」のフィギュアが出ている事自体、不思議なのである。 パッケージ裏のキャプションを読むと、コイツの武器は「電動芝刈り機」で、それを無茶苦茶振り回して街中を徘徊するのだ、と言う。 しかも、しょっちゅう「支離滅裂な言葉」を叫んでいるのだ、と言う。 これは「ヤバイ」。 今の「McFARLANE」はどうか知らないのだが、この当時(1990年代後半)の「McFARLANE」の造形は、本当に素晴らしいと思う。 カラーリングもとても丁寧で奇麗なのである。 |
|
「SPAWN.NO-BODY」 McFARLANE TOYS。????円。 これも「スポーン」の悪者、「ノーバディ」である。 この手の「ロボットモノ」は、無条件に俺の琴線が振れてしまうのである。 パッケージ裏の解説によれば、「第二次世界大戦末期、瀕死の重傷を負った兵士たちの脳を冷凍保存。100年後、破壊不能なロボットの身体を持たせ復活させた」とある。 その「第二次世界大戦+SF」も俺の大好きな設定である。 このサイボーグ、頭部は光線銃になっており、脳本体は身体の腹に収納する様になっている。 この「異常さ」「奇形ぶり」も、痺れるのだ。 |
|
「TOYSTORY Space Sheriff WOODY」 MATTEL。1,300円。 ディズニーの(ピクサーの)CGアニメ映画「トイ・ストーリィ(1995)」の「ウッディ」のフィギュアである。 「TO INFINITY AND BEYOND! SERIES」とある。 「TO INFINITY AND BEYOND! 」とは、劇中「スペースレンジャー」の「バズ」が言う「無限の彼方へ!」の決めセリフである。 つまり、このおもちゃは「スペースレンジャー・シリーズ」と言う事なのだろう。 これは映画には登場しない「スピンオフ設定」の、スペースレンジャーになったウッディのフィギュアなのだ。 俺は「光線銃フェチ」なのだが同様に、「宇宙服フェチ」でもある。 と言うワケで、これも即購入したのであった。 |
|
「TOYSTORY BABY FACE」 THINK WAY社。2,800円。 「トイ・ストーリィ」は俺の大好きな映画なのだが、それを決定的にしたのが、この「キャラクター」なのである。 名前を「ベイビー・フェイス」と言う。 主人公の隣り家に住む悪ガキ。 おもちゃに愛情がなく、分解したり壊したりする事に喜びを感じている「超サド気質」な子供である。 その彼の哀れな犠牲者が、この「ベイビー・フェイス」なのである。 元は可愛かったであろう「赤ちゃん人形」の頭部の髪の毛が、無惨にも全てむしり取られ、右目がえぐり取られ暗く深い眼孔が開いている。 しかも、その頭が別のおもちゃの身体に付いている。 胴体は本来「カニ型ロボット」だったのかも知れない。 蜘蛛のような脚、両手は「ハサミ」である。 この全体像は「異形」である。 可愛かったおもちゃのこれは「奇形」なのだ。 しかし、この怪物、実は「とても優しい心」を持っているのである。 主人公のおもちゃを手助けしたりするのである。 俺はいつもこの展開に泣けるのである。 「ピクサー」の脚本は良く出来ている。 「実は優しい心を持つ怪物」と言うのは、大昔から定番作劇の一つである。 「フランケンシュタイン(1931)」しかり「キング・コング(1933)」しかり、である。 姿形が醜いだけでその心はピュア、そんな怪物に俺はいつでも泣けるのである。 「トイ・ストーリィ」はディズニー映画であるが、それよりまず「ピクサー映画」である。 純粋なディズニー映画だったら、この「ベイビー・フェイス」の様な「気味が悪い」キャラは絶対登場させなかったであろう。 素晴らしい。 |
ご意見、ご感想はこちらまで |