SYU'S WORKSHOP
散財おもちゃ日記
(2009年6月)

今回も押入の中から、
昔買ったおもちゃを引っ張り出して紹介するのである。

もはや購入時の値段が判らないモノも多いのだが、ご勘弁を。


????年?月?日(?)
「STINGRAY and TERRORFISH」
MATCHBOX社。3,800円。

傑作SF・TV人形劇「海底大戦争(1962)」の「スティングレイ」と、敵方の「メカニカルフィッシュ」のセットである。
これも俺の大好きな「ダイキャスト製」だ。
ダイキャストのおもちゃを買うと、何でいつもこんな幸せな気持ちになるんだろう・・・。

昔から感心しているのは「ITCメカ」のカラーリングの素晴らしさである。
この「スティングレイ」も、「シルバー地」に「ライトブルー」と「インディブルー」で上面を塗り分け、そこに「イエロー」のセンター・ラインが付くのである。
これは尋常じゃないセンスの良さだ。

この「ブリスターパック」も、単なる「包装」ではなく「追っかけっこシーン」の再現となっており、とても良いのである。

「THUNDERBIRDS BRAINS」
MATCHBOX社。????円。

「マッチボックス社」の「サンダーバード(1965)」の頭脳、「ブレインズ」の可動フィギュアである。
彼の本名は意外と知られていない「ホラチオ・ハッケンバッカー」と言う。
やっぱ発明家は「ドイツ人(系)」なのだ。

特出すべきは、吹き替えを担当した「大泉滉」の素晴らしさである。
このサンダーバードのブレインズと、ビートルズの劇場アニメ「イエロー・サブマリン(1968)」の「ひとりぼっちのアイツ、ジェレミー」での大泉滉の演技は、心ある者なら誰もが絶賛するモノである。

「CAPTAIN SCARLET CAPTAIN SCARLET」
MATCHBOX社。980円。

「キャプテン・スカーレット(1967)」の主人公「スカーレット大尉」の可動フィギュアである。
「ITC(制作・配給)ファン」としては、人形が超リアルになり吃驚したモノである。
ここまで来ると「もはや実写でやった方が良いんじゃないかなあ」と思ったのだが、案の定、次回作の「謎の円盤UFO(1970)」では実写になったのである。

ちなみに、日本の特撮戦隊シリーズでの「赤い衣装は主人公」は、このキャプテン・スカーレットがオリジンだと思う。
違うかな。

「CAPTAIN SCARLET SPECTRUM CAR」
MATCHBOX社。980円。

同じく「キャプテン・スカーレット」の「スペクトラム・カー」のダイキャスト製ミニカーである。
またも俺の好きなダイキャストだっ!

これも人形同様、「超リアル」な「未来カー」である。
正式名称は「S.S.C. スペクトラム サルーンカー」と言う。
しかし俺、本当は「キャプテン・スカーレット」も、この「スペクトラム・カー」も、あまり好きじゃないのに、何で買ったんだろうね・・・。

「SALLY NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS」
HASBRO社。3,400円。

これは「ハズブロー社」の「サリー」である。
日本のフィギュア屋「JUN PLANNING」が有名になる前は、「ナイトメア・ビフォア・クリスマス(1993)」関連TOYは、こちら「ハズブロー」の方が主流だったのである。

もう何回も何回も書いているが、俺はこの継ぎ接ぎ少女「サリー」が大好きなのだ。
無垢な心を持つ禍々しき異形な者。
俺の大好きな「怪物のコンセプト」にピタリ適合するのだ。

18センチの小さなポリ製フィギュアだが、「3,400円」とかなり高値なのは「サリー」人気の高さゆえ、なのである。




「ReBoot DOT」
IRWIN社。????円。

昔、ロスのホテルでたまたま早朝見たTVが「ReBoot DOT」という子供番組であった。
驚いた事に毎週オールCGで作られていると言う。
当時、CGで毎週30分番組を作るなんて、日本では考えられなかったのだ。
これは、そのヒロイン「DAT」のフィギュアである。

物語は、コンピュータ世界に「悪者=ウィルス」がやって来て、それを「良い者=ワクチン・ソフト」が駆逐する、というモノ。
「1995年」の事だから、そんな大昔でもないのだが、CGのキャラ、アッと言う間に「古い造形」になってしまうのである。

「技術」はすぐに古くなる。
いつまでも生き残るのは、やっぱ「物語」なのだろうなあ。

「TRICORDER」
PLAYMATES社。????円。

「スタートレック」の最初のシリーズ「宇宙大作戦(1966〜69)」に登場する「トリコーダー(トライコーダー)」の実物大のおもちゃである。
「トリ(トライ)」とは「探査」「分析」「記録」の三つを意味し、その目的のため「スタートレック」で使用される携帯コンピュータである。
全高は「15センチ」。
ポシェットの様に肩から下げて使用する。

この「無骨さ」も「昔のSFガジェット」感全開で、今見てもとても格好良いのだ。

「PHASER」
PLAYMATES社。????円。

「スタートレック」の光線銃「位相変換エネルギー兵器」、「フェイザー」である。
これは「新スタートレック(1987〜1994)」に登場したタイプである。

これも実物大「14センチ」のおもちゃで、当然あの「プレイメイツ社」だから、ボタンを押すと「光る」わ「音は出る」わ、いろいろ遊べるのだ。

ちなみに、このスタートレックのフェイザー、現行兵器の様な「銃身がない」のが「未来っぽい」と設定したのかも知れないけども、「銃身がないと狙いづらいんじゃないかなあ」と俺はいつも心配するのだ。
それともあれか。
実弾を発射する今の兵器と違い、「取り敢えずビームを射出、その後で走査して的を狙う」って事なのかな。

「PHASER」
????。????円。

これは「6センチちょい」の「キイホルダー」になっている小さな「フェイザー」である。
これでもちゃんと「光る」し「音も出る」のだ。

スケール的には「1/2弱サイズ」なのだが、日本人には、これぐらいが「かわいくて好き」なのである。

「COMMUNICATOR」
????。????円。

これも「キイホルダー」型の、初代「スタートレック」の「コミュニケーター」である。
「コミュニケーター」とは「通信機」の事。
これも「6センチちょい」の「1/2弱」サイズ、光って音が出るのである。

開いている穴の開いた蓋状の物は「コミュニケーターのアンテナ部分」である。
片手でスナップを利かせ、「パカッ」と開くと「ピピピ」と音が出る仕組み。
このおもちゃを買った当初、スタートレックを知らないヤツらに、これを突然ポケットから取り出し蓋を開け音を鳴らし、耳を近づけ「はーい?もしもし?」とやって、「えっ!?何?何?新しいヤツっ!?」とビビらせていたモノである。

「通信バッジ」
Offically Licansed Product(?)。????円。

これも「スタートレック」の「コミュニケーター」だが、「新スタートレック」つまり「ネクスト・ジェネレーション(1987〜94)」以降の、胸に付ける「記章型コミュニケーター」である。
残念な事におもちゃ仕様で、金属じゃなく安っぽいプラチックで出来ている。
サイズは実物大。
表面にタッチすると「ピッ」と音が出る。

これを自分のTシャツの胸に付け、ピッと鳴らした後、「機関室!」と言ってみたヤツは、日本国内でも「10万人」ほどいた事であろう。
多分。

「STARTRCK USS EXCELSIOR」
RAWCLIFFE社。????円。

「スタートレック」の「USS エクセルシオール」のダイキャスト製TOYである。
いや、正確にはダイキャストではなく、「PEWTER(合金)」製である。
映画「スタートレック3 ミスター・スポックを探せ!(1984)」に登場し、型番は「NCC-2000」、あの「ミスター・カトー(スールー)」が艦長を務めていた艦である。

これは自分で買ったのではなく、友人から海外土産で貰ったモノである。
俺のおもちゃ趣味を公言していると、「ナッツ入りで必要以上に甘ったるいだけのチョコレート」やら「日本の何処で着るんじゃ、こんなファンキーなイラストのTシャツ」なんてモノを貰わなくても済むのである。
めでたし。




5月の日記へ                 INDEXへ               7月の日記へ


トップページへ

ご意見、ご感想はこちらまで