SYU'S WORKSHOP
散財おもちゃ日記
(2009年7月)

今回も押入の中から、
昔買ったおもちゃを引っ張り出して紹介するのである。

もはや購入時の値段が判らないモノも多いのだが、ご勘弁を。


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「RESURRECTION OF MONSTRESS1 FRANKEN STEELA」
イエローサブマリン。3,400円。

東京のおもちゃ屋「イエローサブマリン」と、イラストレータ「韮沢靖」が組んで発売したフィギュア「レザレクション・オブ・モントレス」シリーズの第1弾である。

「RESURRECTION OF MONSTRESS」とは、「女性モンスターの復活」みたいな意味。
コンセプトは「ユニバーサル・モンスターで有名な怪物を女性にし、パンキッシュな演出で再造型する」というモノである。

これは女性のフランケンシュタイン(の怪物)である。
名前は「スティーラ」。
この名前は19世紀の奇想天才科学者「ニコラ・ステラ」から来ているのだろう。

フィギュア本体以外にも、「実験ベット」「フラスコ」「ビーカー」「手術道具」「髑髏」「脳味噌」「義手」などの楽しい小物が付属している。

デザインは「韮沢靖」、原型造形は、あの「竹谷隆之」で、二人とも俺が昔から好きなクリエーターである。




「RESURRECTION OF MONSTRESS1 FRANKEN STEELA(POP ver)」
イエローサブマリン。3,400円。

このシリーズは並行して、別の彩色バージョンも「限定発売」されていた。
オリジナルよりも、蛍光色で「ポップに」リペイントされた物である。

止せば良いのに、最初俺はこっちも購入していたのだ。







「RESURRECTION OF MONSTRESS2 HOWLINF WOLFINICA」
イエローサブマリン。3,400円。

「レザレクション・オブ・モントレス」シリーズの第2弾、狼女の「ウルフィニカ」である。

彼女はピチピチの「革パンツ」を履いた、ギンギンの「パンカー」なのである。

「ギター」や「スタンド・マイク」はもちろん、舞台上の「大小スピーカー」がセットされている。

さらに嬉しいのは、彼女の「追っかけファン」であろう「マッド・グルーピー・ドック(気違い犬)」たちが付属している事である。

この原型製作は、あの「安藤賢司」である。
この人も俺が大好きなクリエーターだ。
前述の「竹谷隆之」よりも、ちょい「リリカル」な造形をする人である。




「RESURRECTION OF MONSTRESS2 HOWLINF WOLFINICA(POP ver)」
イエローサブマリン。3,400円。

その「ポップ彩色バージョン」も買った。

全体を「蛍光パープル」で塗られている。










「RESURRECTION OF MONSTRESS3 VAMPIRE CURIA (POP ver)」
イエローサブマリン。3,400円。

「レザレクション・オブ・モントレス」シリーズの第3弾、女吸血鬼の「キュリア」である。

この頃から「オリジナル彩色版」と「ポップ彩色版」の2種類買うのも馬鹿らしく、「ポップ彩色版」のみを買って行ったのである。
メーカが仕組んだ恐ろしい「ユーザー散在計画」に、ようやく気がついたのだ。
俺も気づくの遅すぎるっつーの。

見事なレリーフ入りの「透明な棺桶」や、「蝙蝠」「注射器」「輸血道具一式」が付属している。

しかし、昔からの「吸血鬼フェチ」の俺に言わせると、このフィギュア、造形が今ひとつなのである。
デザインや造形が少し「常識的」過ぎると思うのだ。
大好きな「吸血鬼」だけに、期待し過ぎたのかな。

原型は「安藤賢司」である。










「RESURRECTION OF MONSTRESS4 CREATURE GILLEALLA(POP ver)」
イエローサブマリン。3,400円。

「レザレクション・オブ・モントレス」シリーズ第4弾の、半魚人「ギレーラ」である。
半魚人の事を「ギルマン(鰓男)」と呼ぶが、それの女性版という事なのだろう。

これも購入したのは「ポップ彩色版」のみである。

海の怪物らしく、「海草」「珊瑚」や「宝箱」がセットされている。

さらに、「人面魚」と元祖「半魚人」の「骸骨」が付属しており、マニアを「ニヤリ」とさせるのである。
こういう拘りの遊びは、見ていてとても楽しい。

原型は「竹谷隆之」。



この「レザレクション・オブ・モントレス」シリーズ、この後、二つのフィギュアが発売されている。
「魔女」と「ファントム・オブ・パラダイス」である。
が、「当初の企画主旨であったはずのユニバーサル・モンスター」じゃなくなり、「どちらも俺が好きな怪物でもない」事から、シリーズ購入を止めたのであった。

当初の「ユニバーサル・モンスター」のまま、「女透明人間」やら「ミイラ女」やら「メタルナ・ミュータントの女版」とかやってくれれば、俺も買い続けていたのになあ。
まあ、俺もようやく正気に戻れて、「良かったぁ」って事かな。




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