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「バイクに乗ったタンタン」 PIXI社。????円。 「タンタン」はベルギーの漫画家「エルジェ」によって描かれた新聞連載漫画で、1929年にスタート、戦前・戦後と大ブームを巻き起こした作品である。 少年記者「タンタン」と愛犬の「スノーウィ」が、世界中を冒険して回るという物語。 日本では知らない人はまったく知らない、知っている人は「熱烈な大ファン」という、極端な漫画である。 このフィギュアは俺が大好きな「メタルフィギュア」で、鉄の塊だから持つとズッシリと重い。 この「スタタン、スタタン」とマフラーから輪っかの煙を出して走りそうなレトロなバイク、一目惚れで即買ってしまった物である。 |
「愛犬スノーウィ」 PIXI社。????円。 「タンタン」の相棒であり、愛犬の「スノーウィ」である。 フランス版での名前は「milou(ミルゥ)」。白い「フォックステリア犬」である。 本来白い犬が「黄ばんで」いるのは、俺の部屋に長年剥き出しで置いておいたからである。 「チェーン・スモーカー」の俺の部屋、ヤニだらけだったのだ。 「だったのだ」とは、今は「健康上の大問題」で「厳格な喫煙生活」を強いられているからである。 まあ、そんな事ぁいいか。 |
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「ビーカー教授」 PIXI社。????円。 天才科学者で発明家の「ビルフリート・ビーカー」である。 足に履いているスリッパからコードが伸びており、先端のスイッチを握っている。 このスリッパ、「高速移動」するための乗り物なのである。 この「タンタン」、来年(2010)にはあの「スピルバーグ」で「CG映画」が予定されていると言う。 これで世界中に「大ブーム」が巻き起きるに違いない。 以上「タンタン」「スノーウィ」「ビーカー教授」の三つは、昔フランスで買ったモノである。 |
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「タンタンのピンバッジ」 ????。????円。 俺は「タンタン・コレクター」では決してないのだが、それでも目について「機会があれば」思わず買ってしまうのである。 数ある「タンタン・グッズ」の中でも、種類の豊富さを誇るのが、この「ピンバッジ(ピンズ)類」であろう。 |
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「タンタンのピンバッジ」 ????。????。 これもタンタンの「ピンバッジ」。 どちらも日本で購入した物だが、よく見ると「チープ」な造りである。 造形や彩色が、いかにも安っぽいのだ。 フランスでも日本でもなく、中国(あたり)製なのかな? |
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「タンタンのピンバッジ」 MOULIN SART SUNDANCER。????円。 こちらは反対に「良く出来ている」タンタンのピンバッジである。 タンタンとスノーウィが宇宙服を着て、お供の「ロボット」が良い感じなのである。 これは「3点セット」ではなく、1個ずつバラで買った物。 おそらく「タンタンの月世界探検の巻」に登場するコスチューム、ロボットなのであろう。 この三つは、作者「エルジェ」が生まれたベルギー「ブリュッセル」にある「ベルギー漫画センター(Centre Belge de la Bande Dessinee)」という漫画博物館で昔購入した。 この博物館には実物大の「宇宙服のタンタンとスノーウィ」の人形や、さすが実物大じゃないけれど「タンタンの巨大なロケット(3メートルぐらいあったかな?)」が飾られていた。 漫画博物館であるから、世界中の漫画原稿(日本漫画のレプリカもあった)と、そしてタンタン関係が充実しており、「タンタン・ファン」には「聖地」となっている場所である。 さすが「エルジェ」の出身地の博物館だ。 |
「スピーチバルーンのピンバッジ」 LA BOITE A PIN'S。????円。 その「ベルギー漫画センター」で、こんな「ピンバッジ」も買った。 何かと言うと「漫画の吹き出し。その中にコマ割り」のピンバッジなのだ。 「漫画の吹き出し」を「スピーチ・バルーン」と呼ぶが、そのピンズなんてとても珍しい。 さすが漫画博物館の土産品だ。 |
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「Gold plated yellow submarine」 LIVERPOOL SUB社。£7.50。 海外土産話が続くが、これも昔イギリスで買った物である。 ビートルズ発祥の地、イギリスのリバプールにある「ビートルズ博物館(THE BEATLES STORY)」で買った「イエロー・サブマリン(1968)」の潜水艦「ブローチ」である。 一見「純金製」で台紙に「直筆サイン」が入っている様に見えるが、単に「金色メッキ」と「印刷」なのである。そりゃそうだよな。 |
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「DIVE!のバッジ」 MISSION CONTROL GIFT CREATIONS社。????円。 潜水艦つながりで、もう一つ。 昔、ロサンゼルスに「DIVE!」という「スティーブン・スピルバーグ」がプロデュースしたレストランがあった。 室内が「潜水艦内部」風インテリアをしたアミューズメント・レストランである。観光客相手の店だ。 今でもあるかどうか分からないが、そこで「シーザーズ・サラダ」と「魚介類パスタ」を食った事があったのだ。あまり旨くなかったなあ。 これはその店の「オリジナル・バッジ」である。 |
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「飛行帽のドラゴン」 ????。£7.95。 再び話をロンドンに戻す。 ファンキーな姿をしたドラゴンの「メタルフィギュア」である。 昔の「飛行帽」と「マフラー」が良いのだ。 何か原作があっての「立体化」ではなく、フィギュア用のオリジナル・デザインなのだと思う。 他にも「中国服を着たドラゴン」や「荷車を押すドラゴン」など、いろいろ売っていたなあ。 今にして思えば、あれ、全部買っておけば良かったなあ。 このフィギュアが素晴らしいのは、この「前傾姿勢」のまま「ちゃんと立つ」事だ。 いつか色を塗ってやろうと思っていたが、こういうメタルフィギュア、「金属質感」のままが一番良いのかも知れないな。 |
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「The Authentic Victorian Miniature ALICE」 HANTEL社。£13.99。 俺がロンドンに行った年は、ちょうど「不思議の国のアリス出版120周年」の時だった。 大英博物館では「ルイス・キャロル(チャールズ・ドジゾン)」の自筆原稿が展示され、デパートでは「チェシャ猫展」が開催されていた。 俺は当時も今も別に「アリス・ファン」じゃないのだが、「メタルフィギュア」となると話は別だ。 これは「5センチ」程度の小さな「メタルフィギュア」で、両手が針金で繋がっていて動く。 中の説明書に「The Authentic Victorian Miniature(本当のビクトリア朝のミニチュア)」とあるので、昔のおもちゃのレプリカなのかも知れない。 この「アリス」にはちょっと思い出話があるのだが、長くなるので次へと続くのである。 |
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「The Authentic Victorian Miniature RABBIT
HERALD」 HANTEL社。£14.99。 これは同社から発売されていた「トランプ兎」のメタルフィギュアで、両腕と両脚が動く。 さて、その「思い出話」だ。 ロンドンでメタルフィギュアを買い、リバプールに移動し「ビートルズ博物館」でブローチを買い、これらのおもちゃを肩掛け鞄に入れたまま、飛行機で「北アイルランド」へ飛んだのだ。 当時は(今でもそうかな?)アイルランドといえば「爆弾テロ」で有名だった。 イギリスを発つ前にもチェックされたが、アイルランド入国でも再びチェックされる。 その際、大きなブザー音が鳴り「金属探知機」に引っかかったのだ。 わらわらと短機関銃を構えたアイルランドの若い兵士たちが集まって来た。 高圧的な入国審査官が英語で鞄を開けろ、と怒鳴っている。 「sorry.sorry」と繰り返し、ま悪い事は何もしてないのだから「sorry」もないのだが、鞄の中から一つずつ俺は中身を取り出していった。 そして出て来たのが先の「アリスのメタルフィギュア」だったのである。 「what!?」と、昔で言うなら「リーバン・クリーフ」みたいな強面の男が興奮して指差した。 俺を取り囲んだ兵士たちにも緊張が走った。 パニックに陥り、引きつった笑顔を無理矢理浮かべ、俺はこう言ったのであった。 「A...Alice.this is Alice...Only Alice.」。 彼らにしてみれば俺みたいな得体の知れない東洋人の「おじさん」が、鞄から「アリスの人形」を取り出した事の方が、恐ろしかったに違いない。 |
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