SYU'S WORKSHOP
散財おもちゃ日記
(2016年2月)

押入の中から、昔買ったおもちゃを引っ張り出して紹介するのであった。
大昔に買ったモノだから、
もはや購入時の値段が判らないモノも多いのだが、ご勘弁を。


????年?月?日(?)







「インペリアル・シャトル」
ケナー社。????円。

「ケナー社(Kenner)」の帝国軍の輸送船「インペリアル・シャトル」である。
「ジェダイの帰還(1983)」に登場する。

旧スター・ウォーズの素晴らしいところは、1作目2作目3作目と、次から次へと魅力的なメカが新しく登場する事であろう。

本オモチャ、全長51センチ、全高45センチ、全幅29センチなのだが、3翼展開(飛行形態)時には、全高69センチ、全幅72センチと「超巨大」になるのであった。
ケナー社の俺が買ったオモチャの中では、これが1番でかいオモチャなのであった。

「単3電池2本」でレーザー音が鳴るハズなのだが、長い間、放っておいたためか、接触不良で「ウンともスンとも言わない」のであった。

それにしても、このオモチャ、本当にデカい。

しかし、設定を見ると「二人乗り」の小型輸送船なのであった。

前に紹介した「AT-AT」よりも一回り小さく、「ミレニアム・ファルコン」よりも半分ぐらいの小さなメカなのだった。
ケナー社の「スター・ウォーズのデカい乗り物オモチャ」、スケール的には統一が取れていなく、各個バラバラなのだった。

船体の下には、銃のような「グリップとトリガー」が付いている。
このグリップを握ってトリガーを絞ると、翼のロックが外れて・・・、








左右の2翼が展開し(下に降りてきて)、全翼が広がり、完成型になるのであった。

こうして、全高69センチ、全幅72センチの超巨大なオモチャが完成するのだ。

いかにも、「デカい家に住んでいるアメリカ人」が考えた、「デカい家に住んでいるアメリカ人」に向けたオモチャなのであった。
日本人の発想にはない大きさのオモチャである。

買った値段は忘れてしまったが、3万近くしたような気がする。
もっと、したのかなあ。

この「インペリアル・シャトル」、設定によれば「ラムダ級シャトル」と呼ばれているらしい。

他にも「シータ級」だの「デルタ級」だの「ヌーン級」だの、俺の知らない「インペリアル・シャトル」がいろいろとあるみたいなのだ。

映画しか観た事ない俺は、「ああ、そうなんだ・・・」と思うしかないのであった。

ちなみに、「シータ型シャトル」は「シスの復讐(2005)」で、パルパティーン最高議長が、銀河共和国の首都「コルサント」で乗っていたヤツである。

本機は「輸送機」で、胴体には大きな格納スペースが存在している。
当オモチャも、「さあ、たくさんケナー社のアクション・フィギュアを買って、ここに納めてくださいね」というメーカ側の嫌らしい思惑が、もはや大人になった俺には、「手に取るように判る」のであった。






この「インペリアル・シャトル」、他のスター・ウォーズのメカとは少し「違う匂い」がする。

他のスター・ウォーズのメカが、何処か泥臭く奇をてらったケレン味たっぷりの「センス・オブ・ワンダー」で出来ているのに対し、この「インペリアル・シャトル」は、実質的で洗練された「近未来」なメカを感じさせてくれるのだった。

例えば、「AT-AT」なんて50年後、100年後、どんなに経っても実現しなさそうなのに対して(もちろん、そこが良いのだが)、この「インペリアル・シャトル」は50年後ぐらいには「実現」しそうなデザインなのだ。

「ラルフ・マッカリ-」の世界に、急に「シド・ミード」が混じってしまったような感じなのである。

その理由の一つは、このコックピットのデカい「キャノピー」にあると俺は思う。
他に、ここまでデカいキャノピーって、SWメカには無かったよなあ。

左の写真は、まるで「ベロン」と舌を伸ばしたような搭乗口「タラップ」なのであります。




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