SYU'S WORKSHOP
ESSAY VOL.138
「超々々々々々極私論的
2012年静岡ホビーショー報告」
について

(2012年5月28日)


※今回は必要以上に「無駄に長い」のであります。

本レポートは「超々々々々々極私論的」なモノですので、ちゃんとした「第51回静岡ホビーショー報告」を読みたい方は、もはやネット上で多くの方々がアップされている「真面目で詳細なレポート」をご覧になる事を「真摯に」お勧めいたします。

今回、2012年の5月19日(土)20日(日)に開催された「第51回静岡ホビーショー」内の「第23回モデラーズクラブ合同作品展」に参加して来ました。

私が所属する「宮崎メカ模型クラブ」さんに、作品を置かせていただける事になったのです。

私は「2008年の静岡ホビーショー」を最後に、私の個人的な理由で、しばらく欠席していたのですが、今回は「4年ぶり」に参加する事にしたのです。
今回の参加の理由は二つあります。

ひとつは今年が「宮崎メカ模型クラブ」の「結成10周年」という記念すべき年である事。
もうひとつは、その10周年を記念してホビーショー事務局から、いつもの「列ブース」から「島ブース」という「大きなスペース」を頂けた事なのでありました。

初の大きなスペース「島ブース」、それが埋まらないなんて事があっては恥ずかしいだろう、と「宮崎メカ模型クラブ」の「末端不良ダメダメ会員」の私が思ってしまったからなのですが、それがまったくの杞憂であった事は、後々判明するのでありました。



車も免許も持っていない俺は、友人に応援を頼んだ。
この友人と会ったのも「4年ぶり」で、
今年は俺が今までフルスクラッチした全ての「宮崎メカ」を根刮ぎ
持って行こうとしており、そのためには新幹線移動では、
まったく実現不可能だったのだ。
持って行くのは「全12作品」という無謀さである。


東名高速の足柄サービスエリアで見た富士山。
俺も友人も、こんなに見事な富士山を見たのは初めてだった。

持参するのが「12作品」という事もあり、
一般公開前日の18日(金)夜に「前乗り」する事にする。
東京を出たのは昼前である。

よく人様のブログで「今日は何を食べた」「あれを食べた」なんて
「そんなの読んで誰が喜ぶんだ?」って日記を見掛けるが、
俺も常々「誰が喜ぶんだ?」と思っている。


ところで、海老名サービスエリアで「穴子天丼セット」を喰う。
穴子天がもの凄く大きくて、
衣(ころも)サクサク、中フワフワで旨かったなあ・・・。

海老天とかき揚げも付いていたなあ。


「カフェオレ」も飲んだ。美味しかったなあ・・・。
さて、目指すは一気に静岡ツインメッセである。


の前に温泉に寄って行く事にした。
日本平にある
「大江戸温泉物語 すんぷ夢ひろば」である。
ここは今日日流行りの「アミューズメント温泉施設」なのだ。
俺がネットで偶然見つけたのだ。


入口を抜けると両脇に食い物屋や土産物屋が並んでいる。
そこを抜けると弓形の「弁天橋」の向こうに、


平屋の大きな温泉施設が見えてくる。
あ。こ、これは。「千と千尋」の世界じゃないか!
建物の高さこそ違うが、
中には大中「20個弱」もの湯船があるのだった。



これは施設に入った直後の様子である。
「千と千尋」に加え「ブレードランナー」も入っているじゃないか。
平日入場料は「600円」である。

さて。


18日(金)夜に「前乗り」した俺たちだが、
何やら静岡ツインメッセの駐車場が混んでいて入れず。
俺は友人の車から荷物を路上に取り出し、
駐車場に自力で運んだのだが、



会場の駐車場は大混雑していた。
なんでも前の業者の撤収が遅れていて、
予定の夜8時には会場に入れない様なのだった。
結局、俺らが会場に入ったのは夜9時過ぎであった。


金曜日の夜に「前乗り」したのは荷物の多い俺と車の友人、
そして「宮崎メカ模型クラブ」の会長さんの3人のみである。
会長さんは初の「島ブース」の「雛壇」を作るために「前乗り」したのだ。
本当に、ご苦労様なのである。

これが翌日には、


こんな事になるのであった。


話を18日(金)に戻す。
「前乗り搬入」が終わったのは夜10時半。
夜9時に入り1時間半で「さあ、みなさんもう出て下さい」と
無情にも会場から追い出されてしまう。
俺の作品準備はまだ半分も出来ていないのに、だ。

近場の「すかいらーく」に入り遅めの夕食を取る。


もう生ビールも飲む。二杯も飲む。

次の日は「一般公開日初日」である。


見事に晴れた。
「第51回静岡ホビーショー」
「第23回モデラーズ合同作品展」が始まるのだ。


早朝6時過ぎには本日搬入するサークルの人々が
会場が開くのを今か今かと待っていた。


今年の「宮崎メカ模型クラブ」は、


会場南館に入ってすぐの場所という
一等地を事務局から与えられている。
また「結成10周年記念」の名の下に、
いつもよりも4倍も広い「島ブース」なのだ。


6時半の搬入から8時45分(予定9時開場だったが、
外に並ぶ来場者が多く時間が早まったのだ)までを
簡単なGIFアニメにしてみた。

※GIFアニメのため画質とサイズは落としてあります。


怒濤の午前中は過ぎ、
昼飯を近くの「COCO壱番屋」に行き、喰う。
俺の大好きな「カツカレー」だ。


併せて「カレー味フライドポテト」も頼む。


もちろん、ビールも飲まなきゃなるまい。


結局、大量のポテトが残りそうになり、
「カツカレー」の上に山盛りにしてガツガツと喰いまくる。
「12時間ありゃ、ジェット機だって直らぁ!」。


模型クラブに入り、自分のサイトを長くやっていると、
わざわざ遠くから見に来てくれるありがたい方もいる。

写真は差し入れで頂いた「彩果の宝石」という
いろいろな果物味のグミの詰め合わせで、
とても美味なのであった。


今回の「モデラーズ合同作品展」は過去最大の規模で、
「212サークル」「7000以上の作品」が展示された。

毎年サークルには「専用駐車券」が発行されるのだが、
それも今年は皆に行き届かなかったと言う。
会場裏にはバイク組の
(俺は全然詳しくないのだが)
自慢の名車が並んでいた。


午後も大勢の観客で賑わい、5時に初日は閉会した。
5時半から会場中庭で、
サークル交流パーティが催されるのだが、
俺と友人はそれはパスし7時からの
「宮崎メカ模型クラブ」の懇談会に直接参加する。

静岡駅北口にある有名なおでん屋 「乃だや」である。


ここの「静岡 味噌おでん鍋」は出し汁で煮られた「おでん」を、
真ん中の「甘辛味噌」に入れて喰う方式で、
俺が今まで経験した事のない「おでん」なのだった。
他にも「駿河湾の刺身」「桜海老のかき揚げ」「焼き鳥」等々、
「ああ。ホビーショーに来て良かったなあ」と
しみじみと微笑む俺なのであった。

翌日はもう、


20日(日)最終日である。

昨日は搬入のため早朝6時半に会場に入ったのだが、
本日は少しゆっくり出来るため、ホテルのバイキングで朝食を取る。


俺は常々思うのだが、バイキングはとても危険な食い物だ。
必要以上に大量に喰っちゃうからである。
なんて事を思いつつ、


会場へ到着する。
一般客が入場し始め、昨日の土曜日よりも混みそうな事が判る。
人混みが苦手な俺は慌てて、


裏にある小さな公園に行き、


ベンチに寝転んでサボる。
あ、これ、クラブの人には決して言わないで下さい。


昨日今日といい、とても良い天気である。
久しぶりに5月の風薫る心地よい季節を感じる。
木漏れ日を見つめ「結局、俺の人生って」なんて思う。
そんな事を考えていたら、


昼飯になった。

近場の「五味八珍」という餃子屋へ行く。
さすがに接客する事を考えて餃子は喰わず、


「本格大辛麻婆丼」なるモノを注文する。
併せ「メンマと葱の塩ダレあえ」と「エビ焼き焼売」も頼む。
今回は無理矢理、友人に頼み込み車と運転を頼んだ手前、
飯ぐらいは少し贅沢に驕らにゃならんのだ。

本当だってば。


もちろん、俺の生ビールも忘れずに、だ。

そんなこんなで、二日目は4時に閉会した。
初日は準備に4時間以上かかったのだが、
後片づけは1時間で無理矢理終えてしまう。

そおいうものだ。


帰りの東名でも富士山を拝む事が出来た。


海老名の「上海DOLL」という店で夕食を喰う。
注文したのは「とっても辛い坦々麺セット」である。
セットに付いてきたのは「ミニ麻婆丼」である。
また麻婆丼か・・・とか思いつつ、坦々麺は噂に違わず、
病気になりそうなほど「とっても辛い」のだが、


スープも残さず全部平らげる。

帰宅したのは夜の10時頃。
翌日から一週間、体調が悪かったのは言うまでもない。


買って来た土産である。
ご存知、春華堂の「うなぎパイ(ナッツ入り)」と、


長登屋の「にんにく 豚肉味噌 ふじのくに」と、


松柏堂(多分)の「安倍川ドラ焼」である。


これは会場で二日間使って、使用済みになった単三乾電池である。


撤収を1時間で済ませたため、
それからの数日間は家で再梱包作業を続ける羽目になる。
しかし、これでもう思い残す事は何もない。

あ!いつも楽しみにしていた
吹奏楽部のコンサート見るの忘れてるじゃん!


おしまい。


結成10周年の記念すべき「宮崎メカ模型クラブ」の島ブース。

会員の方が後で数えたところ、今回、出展数はウチだけで「98作品」もあったといいます。
「ムチャさせる気か 生身だ 堪(こた)える(by戸川純)」、のであります。
わっはっはっは。

しかし、こうしてー。
私の「4年ぶりの学園祭」は終わったのであります・・・。


お世話になった多くの皆様に大変感謝いたします。

あー面白かった。




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