SYU'S WORKSHOP
ESSAY VOL.180
「ドロオフ9に行ってみた」
について

(2019年10月5日)


※いつもの私のレポートなので、展示作品をちゃんと観たい方は、他の方のサイトやブログを探して見る事を、『真摯』にお勧め致します。

私は「宮崎メカ模型クラブ」という模型づくりのサークルに入っているのですが、今度「DORO☆OFF EXHIBITION IX(ドロオフ エキシビジョン 9)」に参加するという事で私も出品したのです。

DORO☆OFF EXHIBITION」とは「どろぼうひげ」さんを中心に数人の有志によって開催される模型展示会です。
個人&有志開催の模型展示会としては、国内最大なのではないでしょうか?
違うかな?

「宮崎メカ模型クラブ」は毎年5月の「静岡ホビーショー」の「モデラーズクラブ合同作品展」に出展しているのですが、不良ダメダメ部員の私は何年も欠席していました。
「DORO☆OFF EXHIBITION」は東京で行われるという事もあり、私のハードルも低く、久し振りに参加する事にしたのです。



不良部員の久し振りの模型展示会。
電車に乗って短パン、サンダルで行く。


会場は総武線「浅草橋」にある
「東商センター(正式名称は東京卸商センター協同組合)」。
ここでは度々、
模型展示会やドールハウス・フェア、ハンドメイド・クラフト展等々、
サブカル系展示会がたくさん行われている。

「秋葉原」が隣駅だという事もその理由かも知れない。


この手の展示会の「開場前の慌ただしさ」「高揚感」は特別だ。

みんなこの瞬間の「高揚感」を味わいたくて、展示会に参加するのであろう。
実際に開場してしまえば・・・
ただただ・・・
疲れるばかりなのだけど。


会場の「東商センター」は隅田川沿いにあり、
その向こうには「東京スカイツリー」が見える
絶景のロケーションである。


初日の開場は11時。

その筋では大人気の模型展示会だけあって、開場から大勢の人がやって来る。
人混みが苦手の私は、大慌てでズラかるのであった。


隅田川沿い。

すっかり忘れていたけど、
大きな川の近くを歩くのって、とっても気持ち良いなあ。


「旧安田庭園」を観る。


旧備前岡山藩主 池田章政の庭、続いて安田善次郎の庭になったという。

ああ、俺も生まれ変わったら、
こんな庭を持つ立派な人になりたいなあ。


「横綱町公園」を観る。


1923年の関東大震災では、ここに逃げ集まった人々の家財道具に火が移り
結果、38、000人が亡くなったという。


「浪花屋(なにわや)」という鯛焼き屋があったので入る。
別に鯛焼きが大好きというワケでも無いのだが。


後から知ったのだが、
ここは麻生十番にある鯛焼き発祥の店「浪花屋」
(行った事がある)から暖簾分けした、
浅草支店なのだそうだ。


「小豆かき氷」と「鯛焼き」を食う。
夏と冬が一緒に来たみたいだ。
俺ってバカ?


初日、第一日目。
戻って見ると、まだやっていました。


二日目。

この手の素人主体のイベントで「二日間」開催するのは、本当に凄いと思う。


「DORO☆OFF EXHIBITION」。
この模型展示会の特殊なところは、「電飾タイム」がある事であろう。

1時間半に一度、会場の照明を全て落とし、
窓のカーテンも引き、真っ暗にした中、
模型に仕込んだ電飾・LEDの美しさを楽しむのだ。


ちなみに、これが俺の「モリアーティのアジト」。

「麦球(フィラメント)」の電飾は二日間中、
4個とも焼き切れてしまいました・・・。


混雑してきたので再び散策に出る。

大きな川の近くを歩くのって、とっても気持ち良いなあ。2。


今日は「刀剣博物館」に行ってみた。
別に刀剣に興味があるワケでも無いのだが。


休憩室に入る。

会場では立ちっぱなしで、ただひたすら座りたかったのだ。


自動販売機の「一杯120円」のアイス・コーヒーを飲む。


もう一杯、飲む。


ミルクと砂糖をマシマシにして、さらに飲むのであった。
俺って・・・。


戻って見ると、あ。


まだ、やっていました。


前回、私が「静岡ホビーショー」に行ったのが2012年。
ですから、「宮崎メカ模型クラブ」の方々と会うのも「7年ぶり」。
不良ダメダメ部員の所以であります。

「白髪増えたなあ」「太って腹出たなあ」「ん?何で変わらん?」と印象は様々でしたが、それは向こうも一緒でありましょう。

模型展示会に自分の作品を持ち込み、当日梱包を解いて作品が無事であった事を知る喜びは(模型はとても繊細なのです)、何ものにも代えられません。

展示会初日、持ち込んだ模型の梱包を解く時間に反して、最終の撤収日、自分の作品を仕舞い込む、その時間の速さ・短さと言ったら異常です。
一刻も早く我が家に帰りたいという気持ちは勿論、たとえ乱暴に梱包して壊れたにしても、「今度は時間をかけてゆっくり直せばいいやあ」と思うからなのでした。


お世話になった多くの皆様に大変感謝いたします。




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