SYU'S WORKSHOP
マキのヘルメット製作記
(3/5)




このように「ヒートプレス」は結構難しいのでした。
というか私が単純に「ヒートプレス」に慣れていないだけの事かも知れませんが。



「ヒートプレス」したプラ板の余分なところを切り取っていきます。



原型からプラ板を抜き取ったモノです。



「ヒートプレス」では、あまり厚いプラ板の加工は難しく、
それに加え、使用した「1ミリプラ板」も「プラ板を伸ばして作る」事により、
さらに薄いモノになってしまいます。
これでは、あまりにも「ヘルメット」の肉厚として薄すぎます。
そこで考えたのが・・・。



「キャスト」を上から流して全体に「キャストの被膜」を作り、
肉厚にしていく方法でした。



数回に分けて、「キャスト」を上から全体に、かけてゆきます。
一回かけて「キャスト」が固まるのを待ってから、二回目をかける、
という風に作業してゆきます。
それで段々と被膜を厚くしていくのです。



その作業現場です。



厚い「キャスト」の被膜が出来上がりました。
この工法、私が今まで読んだ「模型本」にも「造形本」にも載っていなくて、
今回、私が独自に「発明した」工法だと自負しております。
名付けて「リンゴ飴工法」と、します。



が、この工法の欠点は、
「使用したキャストの95%以上は無駄になる」という事でしょうか。
あ、誰もやらないワケか、こんな無駄な事・・・。


つづきます。


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