SYU'S WORKSHOP
ラムダの操縦席製作記
(前編)
(4/4)
各コンソールの表面に貼り付ける「計器類」を作ります。
様々な「宮崎メカ」の出てくる宮崎アニメを見ながら
「多分こんなヤツがあるだろう」と「妄想」しながら製作していきます。
作りました。
これも1ミリのプラ板を使用しました。
お判りの通り、これも角を微妙に丸めてあります。
![](lam31.jpg)
私が愛用している「STAEDTLER」社の「丸ゲージ」。
これがあれば直径「0,5ミリ」から「150ミリ」までの円を描く事も、
「スジ彫りを繰り返して」プラ板に穴を開ける事も可能なのです。
「ピンバイスドリル」以上「円カッター」以下の大きさの、
「プラ板に開いた穴」や「丸いプラ板」が欲しい時には
いつもこれを使用しています。
そろそろ「カラーチャート」も作っておきます。
実際にプラ板に色を塗った時に、どんな発色になるか、
どれぐらいの「艶」になるのかを判断するためです。
また、足りない塗料は買い足しておかなければなりません。
「ラムダの操縦席」は全体に「ブルー・グレー」でまとめる事にしました。
![](lam33.jpg)
各コンソールの内側に「つや消しブラウン」を塗りました。
実は今回、
各コンソールに開けた「ディスプレイ」を発光させようとしていて、
そのためには内部に「光源」を仕込む必要があり、
それの「光漏れ防止」のためなのであります。
並行して「ジャンク・パーツ」を集めていきます。
![](lam35.jpg)
普通の「リード線」の先端に
「WAVE」社の「内径1,13ミリ」の真鍮パイプを
瞬間接着剤でくっつけました。
![](lam36.jpg)
集めたジャンク・パーツと作った「コード」を、
先に作った「カラーチャート」を参考にして
三種類の色で塗り分けました。
「リード線」の先端に「真鍮パイプ」を付けたのは、
この様に「コードの先端にジャックが付いている風」に見せるためです。
それらを全部組み立てて、小さい「小物」が完成しました。
これを「メイン・コンソール」に開けた「スリット」の内側に仕込み
「コンソールの中もメカで詰まっている!」
という雰囲気を演出しようという目論見なのであります。
今回の「ラムダの操縦席」は、
もはや「1/6ドール用の小物」でも「小道具」でもありません。
ここまで大きくなると「1/6ドール用のセット」と言うべきモノです。
しかし、
こういった「小物」の集合体が「小道具」となり、
その「小道具」の集合体が「大道具」となり、
そしてその「大道具」の集合体が最後には
「1/6ドール用のセット=ラムダの操縦席」
になると思うのです。
と言うワケで、
長い文章を最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。
しかし、まだまだ完成しそうにありません。
次回「中編」に続くのであります。
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