SYU'S WORKSHOP
ラムダの操縦席製作記
(前編)
(4/4)




各コンソールの表面に貼り付ける「計器類」を作ります。
様々な「宮崎メカ」の出てくる宮崎アニメを見ながら
「多分こんなヤツがあるだろう」と「妄想」しながら製作していきます。



作りました。
これも1ミリのプラ板を使用しました。
お判りの通り、これも角を微妙に丸めてあります。



私が愛用している「STAEDTLER」社の「丸ゲージ」。
これがあれば直径「0,5ミリ」から「150ミリ」までの円を描く事も、
「スジ彫りを繰り返して」プラ板に穴を開ける事も可能なのです。

「ピンバイスドリル」以上「円カッター」以下の大きさの、
「プラ板に開いた穴」や「丸いプラ板」が欲しい時には
いつもこれを使用しています。



そろそろ「カラーチャート」も作っておきます。
実際にプラ板に色を塗った時に、どんな発色になるか、
どれぐらいの「艶」になるのかを判断するためです。
また、足りない塗料は買い足しておかなければなりません。

「ラムダの操縦席」は全体に「ブルー・グレー」でまとめる事にしました。



各コンソールの内側に「つや消しブラウン」を塗りました。

実は今回、
各コンソールに開けた「ディスプレイ」を発光させようとしていて、
そのためには内部に「光源」を仕込む必要があり、
それの「光漏れ防止」のためなのであります。



並行して「ジャンク・パーツ」を集めていきます。



普通の「リード線」の先端に
「WAVE」社の「内径1,13ミリ」の真鍮パイプを
瞬間接着剤でくっつけました。



集めたジャンク・パーツと作った「コード」を、
先に作った「カラーチャート」を参考にして
三種類の色で塗り分けました。



「リード線」の先端に「真鍮パイプ」を付けたのは、
この様に「コードの先端にジャックが付いている風」に見せるためです。



それらを全部組み立てて、小さい「小物」が完成しました。
これを「メイン・コンソール」に開けた「スリット」の内側に仕込み
「コンソールの中もメカで詰まっている!」
という雰囲気を演出しようという目論見なのであります。

今回の「ラムダの操縦席」は、
もはや「1/6ドール用の小物」でも「小道具」でもありません。
ここまで大きくなると「1/6ドール用のセット」と言うべきモノです。
しかし、
こういった「小物」の集合体が「小道具」となり、
その「小道具」の集合体が「大道具」となり、
そしてその「大道具」の集合体が最後には
「1/6ドール用のセット=ラムダの操縦席」
になると思うのです。



と言うワケで、
長い文章を最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。

しかし、まだまだ完成しそうにありません。

次回「中編」に続くのであります。



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