SYU'S WORKSHOP
ラムダの操縦席製作記
(後編A)
(2/4)
![](lam91.jpg)
「ラダー・ペダル」を作っていきます。
強度を考慮し、
「1ミリのプラ板」を3枚「積層」して「3ミリ厚」とします。
結果、同じ形状のパーツを3枚切り出さなければならず、
これもちょっと面倒なのでありました。
最初から「3ミリのプラ板」を使用しない理由は
(3ミリ厚のプラ板ってあるのかな?)、
同じ「3ミリ」でも「積層した方が強度が出る」
からなのであります。
通常、接合部は単にプラ板同士を接着するだけなのですが、
ここも強度を考えて、中に「1ミリの真鍮線」を仕込みました。
この「ラダー・ペダル」に「強度」を求めるのは、
「小山田マキ」の(もちろん使用する1/6ドールの)
両足のテンションが実際にかかる部分だからなのです。
![](lam93b.jpg)
出来上がった「ラダー・ペダル」です。
これも何だか複雑な形状をしていて、
実に困ったモノでした。
![](lam94.jpg)
「メイン・コンソール」の側面から
「2ミリの真鍮線」で「ラダー・ペダル」を取り付けました。
このままだと「単にプラ板から2ミリの真鍮線が出ているだけ」
に見えてしまいますが、
![](lam95.jpg)
そこにディテール・アップ用の「丸ノズル」を加える事により、
「何となくそれっぽく見える」のは実に不思議な事です。
こうして、「フルスクラッチ」とは
「何となくそれっぽく見える」事で成り立っているのが
分かるのであります。
![](lam96b.jpg)
これは「メイン・コンソール」に付く操作盤の裏側です。
中に「三菱レイヨン」の「1ミリの光ファイバー」を
仕込んでみました。
効果が出るのか出ないのか、
今のところまったく判らないのですが、
まあ、今後のテストも兼ねているのであります。
![](lam97b.jpg)
これは左の「サブ・コンソール」に付く
「緊急時座席射出用レバー」と、そのユニットです。
これも形状把握に苦労したパーツで、
未だに「こおいうカタチで良いのだろうか?」と
悩んでいる部分なのであります。
![](lam98.jpg)
そうこうしつつ、
今回の「ラムダの操縦席」のフルスクラッチで、
私が「2番目に作りたくなかった部分」を作っていく事にします。
(ちなみに、1番目にはまだ手を付けていません)
それは「メイン・コンソール」上部に付く
「オーバーヘッド・パネル」です。
例によって適当な厚紙で形を決めていきます。
![](lam99.jpg)
そして、プラ板を決めた形に沿って切り出していきます。
![](lam100.jpg)
またまたまた「垂直と水平」に拘って
組み立てていきました。
つづきます。
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