SYU'S WORKSHOP
ラムダの操縦席製作記
(後編B 完結編)
(1/7)
操縦席とは人と機械のインターフェイスの一形態です。
もちろん、人が機械をコントロールするためのモノですが、
時として機械に人が囚われるのでもあります。
操縦席「コックピット」の語源が「鳥かご」である事を鑑みれば、
それも当然の帰結なのかも知れません。
などと言いつつ、
「ラムダの操縦席製作記 後編B 完結編」です。
本当に、今回で終わります。
![](lam123.jpg)
右手操縦桿の基部を作っていきます。
プラ板で全体ベースに合わせて箱を組み、
内側に「ポリエステル・パテ」を充填した後、
表側のエッジをヤスリで丸めていきました。
不思議なモノで、
全体ベースに操縦桿が一本立っただけで、
そこはもう立派な「操縦席」に見えてくるのでした。
この期に及んで、
まだまだ、レバー類を作っていきます。
まだまだ、計器類も作っていきます。
これは左コンソール脇に貼り付ける計器の一種です。
「コネクター基部」なのかな?
メイン・コンソールに取り付ける
「マイク・セット」です。
「真鍮線」と「真鍮パイプ」で作りました。
座席の脇には「緊急射出」用の
「爆発ボルト」も作ってみました。
ええと、これは何だっけかな・・・?
あ、操縦桿の根元部分です。
![](lam131.jpg)
「操縦席」には付き物の「消火器」も作ります。
大きさを決め、プラパイプとプラ板による製作です。
![](lam132.jpg)
スクラッチしようとしている物体の、
その各パーツの「構造」と「機能」さえ判っていれば、
設計図や現物がなくとも、
「だいたい、それっぽく」出来てしまう道理なのであります。
また、
今回の「ラムダの操縦席」は、
全体を「ブルー系」で塗装しようと思っていますので、
「この消火器の赤はワンポイントになるだろう」
とも計画しているのでした。
つづきます。
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