SYU'S WORKSHOP
巨神兵オーマ製作記
(中編)

(6/7)




「手」を作り込んでいきます。

「手の甲」に浮き出る「中手骨」の膨らみ部分を作ります。



細かい作業をしていると
突き出た「親指部分」が邪魔になり、
と〜〜ってもイライラしたので、
「ペンチ」で(中に銅線が通っている)ばっさり切断しました。

細かい作業が終わった後、復元する事にします。



これでスッキリしました。



「手の平」の肉付き分割を考えていきます。

「巨神兵オーマ」がいつまでも幸多く、
生命線や結婚線が長くなる様に作っていきました。
(嘘です)



「手」も「足」同様に、
とても時間がかかったパーツです。

「基節骨部分」のディテールを作り、
間飛ばして先端の「末節骨部分」を作り、
戻って真ん中の「中節骨部分」を作っていきました。

要するに、
とても面倒だったという事なのであります。



ようやく「親指」を再接着し、そこのモールドを作り、



一応の完成を見るこ事となりました。
(ここも、腕に取り付けた後の追加加工が必要なのですが)



さて、再び胴体です。

もー、あっちを作り、こっちを作り、
そっちを作っていきました。



「筋肉」の下から別の「筋肉」が生まれ、
その「筋肉」はまた別の「筋肉」に覆い被さっていく、
そう見える様に作っていきました。



これは「オーマ」の生け花。

いや、
下半身の乾燥を待っている状態の図です。



特別な形状や、
面積が広く「必要なエポパテの量」が判断しにくい部分は、
写真ではちょっと判りにくいですが、
透明シートを「素体」に巻き付け、
その「部分」の形状を一端トレースします。



その「部分」のカタチを割り出し、



割り出した形状から「必要なエポパテの量」を判断、
練って伸ばして近似値のカタチにした後、



「素体」の部分を覆いモールドしていったのでした。



つづきます。

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