SYU'S WORKSHOP
1/55 装甲ロボット兵シグマ製作記
(3/4)
劇中シグマが起動する際に格納されていた
「シグマ・ベース」を作っていきます。
「シグマ・ドック」かな?
「シグマの格納庫」かな?
「シグマのガレージ」?
「シグマ部屋」?
ま、呼び方は判りませんが、
タミヤの「2ミリプラボード」で作ります。
表面は「スジ彫り」して「パネルライン」を再現します。
今回は「ディスプレイ・モデル」として作りますので、
台座には「100円ショップ」で買って来た
「木のフォトフレーム」を使います。
ここには後で「和信ペイント」の
「油性ウレタンニス(マホガニー)」を塗りました。
さて。
シグマ胴体内部に秋葉原で買った
「極小振動モーター」を仕込みます。
「携帯電話」に使われているモーターです。
「振動モーター」に繋げる「リード線」には
これも探してきた「0,56ミリ極細リード線」を使いました。
通常のリード線の外径は1ミリほどありますので、
これは「断面積にして1/4」ほどのとても細い線なのです。
振動モーターにリード線をハンダ付けします。
ちなみに写真では「どっちを使おうか?」と迷い、
二種類の振動モーターにハンダ付けしている所です。
ハンダ付けした後、
念のために接点を「エポキシ接着剤」で
さらにコーティングしておきました。
「バキューム・フォーム」したプラ板の外殻の中に、
バルサで作った「原型」も入れる事にしました。
その方が振動モーターの固定がしやすいと思ったからです。
バルサ原型をくり抜き、
さらにプラパイプの中に入れた振動モーターを
埋め込みました。
本スクラッチでは二つのギミックを考えています。
一つはシグマが「振動する」事で、
もう一つは「シグマ・ベース」の床面が「発光」する事です。
ディスプレイ台に「小型蛍光灯パネル」を装着します。
そして上にプラボードで作った「シグマ・ベース」を填めるのです。
今回のシグマは「1/55」というサイズなのですが、
実はそのスケールは
この「蛍光灯パネル」から「シグマ・ベース」の大きさが決まり、
その「シグマ・ベース」から
シグマ本体の大きさが決まったのでした。
かように、
「全てのサイズにはその意味がある」
のであります。
「Mr.カラー」の「ミディアム・ブルー」を塗った
「シグマ・ベース」の内部に、
配線を施していきます。
ちなみに、この「ミディアム・ブルー」は
私の好きな色であり、
ウチの塗料の中でも一番「減り」が早いのであります。
両脇にスイッチを付け、
「蛍光灯パネル」と「振動モーター」用の
電池ホルダーを付けます。
なんて事もない簡単な仕組みだとは思いますが、
「配線者」でない私は結構苦労したのでした。
情けない。
と言うワケで、
次のページで完成します。
つづきます。
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