SYU'S WORKSHOP
モリアーティの潜航艇製作記
(前編A)

(5/6)




さてさて。

北海道に行く機会があり(私は関東在住)、
たまたま立ち寄った札幌の模型屋で
今回のフルスクラッチに役に立ちそうなパーツを
いろいろと発見したので買って来ました。



特にこの「舵輪」と「スクリュー」は近所で売っている店がなく、
「ネット通販で探すかな」と思っていたところだったので、
とてもラッキーだったのでした。



いや、それよりも何よりも。

その北海道行きの際、
この「じゃがポックル」を発見・ゲット出来た事に
私は狂喜乱舞したのであります。



これは「北海道限定発売」の幻のお菓子で、
一部のファンたちに購入は困難とされているモノなのでした。



製造元は「カルビー」。

同様のお菓子に同社の「じゃがりこ」がありますが、
食べ比べてみるとその違いは驚くほど歴然としています。



「じゃがりこ」が「練った芋を成形して揚げて」いるのに対し、
「じゃがポックル」は
「芋をそのまま皮付きでスライスして揚げて」いるのです。

使用している素材も、
8月末から10月にかけて収穫された北海道産のジャガイモのみ。

そこにサロマ湖の淡水と海水が混じり合う
「汽水域」で作られた焼き塩が塗されており、
実にマイルドで味わい深い仕上がりになっているのであります。



食感も「じゃがりこ」が「サクッ」なのに対し、
「じゃがポックル」は「サクリ」と中身が詰まっている感じ。

「じゃがりこ」は油っぽく、
「じゃがポックル」は素朴な感じ。

口の中に広がっていく本来の「芋の旨味」が、
とても快く美味しいのであります。



なんて事を書いているうちに、
プラ板の癖付けが終わりました。



変形防止のためにアジャスターを噛ませ、
三重巻きになったプラ板の隙間に
染み込ませる様に「接着剤」を筆で流し込んでいきました。



一枚の長いプラ板を丸めて作った「プラパイプ」ですので、
「始点」と「終点」に段差が出来てしまいますが、



「ポリパテ」を盛り、



整形してしまえば奇麗な「プラパイプ」になるのであります。

よく世間では
「切り出し3年、曲げ8年」などと言われていますが、
最終的に目差す径の筒さえ見つかれば、
この方法で「望み通りの径と厚みを持つプラパイプ」が
作れるのであります。

ちなみに、
上記のセリフに続く文句は
「柚子は9年で成り下がり、梨の馬鹿めが18年」なのであります。

ま、嘘ですが。



つづきます。

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