SYU'S WORKSHOP
モリアーティの潜航艇製作記
(前編A)

(6/6)




DIYショップで売っていた「半端木材詰め合わせセット」を使って
「船台」を作ります。

「船台」とは文字通り、
建造中の艦船を置く台の事であります。



設計図からプラ板にサイズを写し取り、



それをガイドにして木材を切っていきます。



パーツを整形した後、



木工ボンドで接着、組み立てていきます。



完成しました。

これには後々、「ニス」か「オイルステイン」で着色する事にします。

これはもちろん完成時の「ディスプレイ台」として作ったのですが、
現在作業途中の「船体置き」としても利用していきます。



「船体パイプの断面」に合わせて「0,3ミリプラ板」を輪っか状にカットし、
接着、整形していきました。

もうこれで立派な「6,5cm径プラパイプ」であります。



「船体」のいろいろな場所には「穴」を開けなければなりません。
「ベント弁」や「キングストン弁」「排気管」などの「穴」であります。

ピンバイスに針を噛ませて、
慎重に位置をマーキングしていきました。



船体に開ける一番大きな穴は
「艦橋」を取り付ける場所です。



ピンバイス・ドリルで円周部に沿って穴を開け、
大胆にカットした後、



その断面を整形していきました。



切断面に「プラ板を三重巻にして作った自作プラパイプ」ゆえの
隙間が出てきますが、



「ポリパテ」をその隙間に詰め込んで、
奇麗に整形してしまいます。



こうして劇中、
英国海軍工廠の可愛い工員たちが
モリアーティ一味に盗まれた潜航艇の中を見て、
「わ〜〜!空っぽだぁ〜〜!」
と驚くのシーンが再現出来ました。

しかし私の作業はまだまだ終わらないのであります。



長い製作記を最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

製作記前編Bに続くのであります。



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