SYU'S WORKSHOP
モリアーティの潜航艇製作記
(前編A)
(6/6)
DIYショップで売っていた「半端木材詰め合わせセット」を使って
「船台」を作ります。
「船台」とは文字通り、
建造中の艦船を置く台の事であります。
![](sub056.jpg)
設計図からプラ板にサイズを写し取り、
![](sub057.jpg)
それをガイドにして木材を切っていきます。
パーツを整形した後、
![](sub059.jpg)
木工ボンドで接着、組み立てていきます。
![](sub060.jpg)
完成しました。
これには後々、「ニス」か「オイルステイン」で着色する事にします。
これはもちろん完成時の「ディスプレイ台」として作ったのですが、
現在作業途中の「船体置き」としても利用していきます。
「船体パイプの断面」に合わせて「0,3ミリプラ板」を輪っか状にカットし、
接着、整形していきました。
もうこれで立派な「6,5cm径プラパイプ」であります。
![](sub062b.jpg)
「船体」のいろいろな場所には「穴」を開けなければなりません。
「ベント弁」や「キングストン弁」「排気管」などの「穴」であります。
ピンバイスに針を噛ませて、
慎重に位置をマーキングしていきました。
![](sub063.jpg)
船体に開ける一番大きな穴は
「艦橋」を取り付ける場所です。
ピンバイス・ドリルで円周部に沿って穴を開け、
大胆にカットした後、
その断面を整形していきました。
![](sub066.jpg)
切断面に「プラ板を三重巻にして作った自作プラパイプ」ゆえの
隙間が出てきますが、
「ポリパテ」をその隙間に詰め込んで、
奇麗に整形してしまいます。
こうして劇中、
英国海軍工廠の可愛い工員たちが
モリアーティ一味に盗まれた潜航艇の中を見て、
「わ〜〜!空っぽだぁ〜〜!」
と驚くのシーンが再現出来ました。
しかし私の作業はまだまだ終わらないのであります。
長い製作記を最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
製作記前編Bに続くのであります。
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