SYU'S WORKSHOP
モリアーティの潜航艇製作記
(前編B)

(1/6)


「宮崎メカ」の中でも密かにファンの多い
「モリアーティの潜航艇」をフルスクラッチしています。


「モリアーティの潜航艇」
排水量・9.65t
全長・7.84m  直径・1.84m
水上・8kt  水中・5kt
安全潜航深度・60m
行動可能範囲・300海里
機関・RAI社製4気筒蒸気エンジン 一基
PARR社製電動機 一基
一軸
乗組員定員・3名


私は艦船には「全く」詳しくないので、
適当捏造妄想設定なのであります。

えへへへ。




「船体」上に乗る「艦橋」を作っていきます。

ちょうど望むサイズだった「コア」の内径にプラ板を巻き入れ、
蓋をする様に円プラ板を両サイドに填め込みます。

この状態で接着剤を流し込み、
完全に硬化した後、「コア」から抜き出すと
プラ板の「円柱」が出来上がります。

ちなみに、
この「コア」とは35oフィルムの芯に使われているモノです。



次に
「艦橋上部」の「丸み」を再現していきます。

天辺に「円柱の径」より小さい「円プラ板」を何枚か積層して接着し、
プラ板の端切れで作ったゲージを使って



「ポリパテ」を盛った後、



整形していきました。



「艦橋」の上にある「ハッチ」を作っていきます。

「1ミリプラ板」からサイズの異なる「円」を切りまくります。



それを重ねて接着した後、



同様にゲージを使い「ポリパテ」を盛り、整形していきました。
「艦橋」と「ハッチ」は別パーツとして仕上げていきます



「艦橋基部」は末広がりになっていますので、
それを再現していきます。

まず「船体」側に「透明セル」を両面テープで貼り、
「船体の穴」に「艦橋」を位置を微調しつつ差し込んで、



「ポリパテ」を盛っていきます。

「船体」に「透明セル」を貼ったのは、
この時にポリパテが船体側にくっつかない様にするためです。



完全にポリパテが硬化した後(2〜3日放置)、
「艦橋」をゆっくりと取り外します。

こうして「艦橋基部」の裏側に正確な「船体形状」がトレース出来ました。



その後、「艦橋基部」を整形していきます。
何だか「シルクハット」みたいです。

今作っているこの「艦橋」と「ハッチ」は
プラ板を「バキューム」する前の原型となります。



つづきます。

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