SYU'S WORKSHOP
モリアーティの潜航艇製作記
(中編)

(4/7)




機関部にある「ボイラー」を作っていきます。

本「潜航艇」は「蒸気エンジン」で動くと想定しましたので、
この「ボイラー」は重要な機関なのであります。



「船体」の内径に合わせた1ミリプラ板に、
試行錯誤しつつ直接設計図を描いていきました。

それをカットし組み立てて行くと、



基本フレームはこんな奇妙な形となりました。

ここに、



プラパイプや、



0,5ミリプラ板で段々と形にしていきました。



この「ボイラー」は、この様に、
以前作った「蒸気エンジン」の前に位置し、
「船体後部」に入る事になります。



話変わりますが、急に思い立ち、
「マニピュレーター」を付けた「艦首」を
「船体」ごと立たせてみました。

そうすると…あっ!
これは昔「横山光輝」が描いた「鉄人28号」に出て来そうな
「敵方ロボット」みたいじゃありませんかっ!
なるほどなぁ…。
(何が、なるほどなぁ、か解りませんが)



「ボイラー」作りはまだまだ続きますが、



今回のフルスクラッチでは、
いろいろなサイズの「リング」が必要となります。

しかし
フルスクラッチで「リング」を一から作るのは
とても難しいのであります。

そこで集めてきた各種サイズの「Oリング」です。



「Oリング」とは「パッキン」などに使われるクッション用ゴムで、
このままでは使い勝手が悪いので、



いったんシリコンで型取り、キャストで複製する事にしました。



取れました。

ちなみに今回、
いつも愛用していた「レジンキャスト」を違うヤツに変えたのですが、
(ウェーブ・レジンキャスト→造形村EX-CAST)
色が「アイボリー」から「白」になってしまいました。

「白」だと整形する時に修正箇所が判り難いし、
何より写真写りも悪いのであります。
しまったなぁ…。



つづきます。

前のページへ                                次のページへ


トップページへ

メールはこちら ご意見、ご感想はこちらまで