SYU'S WORKSHOP
モリアーティの潜航艇製作記
(後編A)
(4/5)
そんな事を言いつつ、
過去のフルスクラッチで作った「カラーチャート」や、
新たに作ったチャートを参考に塗装作業に進みました。
今回塗装が大変である事は前にも書きました。
「潜航艇表面」だけでも「2色」に色分けされ、
「内部色」もまた違う色なのです。
今までにないほど大量の「マスキング大作戦」となりました。
何回もマスクを繰り返し、
「艦首」の色塗りが終わりました。
魚雷発射管の「前扉」「後扉」も予定通り無事、可動出来ました。
管は「素抜け」で向こう側が見えます。
尤も、実際の潜水艦では
「前扉」「後扉」は同時に開けない仕組みになっています。
当然です。
そうじゃないと、海水が艦内に「ドバドバ」入って来ちゃいますモンね。
金属色の「機関部」の色塗りも終わりました。
「艦尾」に「機関部」を差し込んでいきます。
案の定、そのほとんどが見えなくなってしまいました・・・。
私が常々唱えている「モデラー=マゾ説」の所以であります・・・。
塗装作業と並行し、「艦内」にある様々な「計器類」も、
まだまだ大量に作って行かなくてはなりません。
これは「ジャンクパーツ」を利用して「ベント弁」を作っているところです。
これは船体に開いた「ベント穴」。
それを内側にあるベント弁で抑え、
「閉じたり」「開いたり」して「バラストタンク」に入る海水を
制御するのであります。
つづきます。
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