SYU'S WORKSHOP
モリアーティの潜航艇製作記
(後編B)
(2/3)
「モリアーティの潜航艇」の全体写真です。
その前部「艦首部分」です。
その後部「艦尾部分」です。
フロント・ビューとバック・ビュー。
前部には「マニピュレーター」が、
後部には「十字舵」が、
本潜航艇の素晴らしい意匠になっていると思います。
「艦橋」が高いのは(実際の潜水艦でもそうなのですが)、
海面浮上時に高い位置から周囲を見渡せる様にするためです。
もちろん「索敵」のためなのであります。
私はここの「艦橋」「船体バルジ」「魚雷発射管前扉」が
三列に並んだ前半部のアングルが好きです。
船体下部にある「ベント弁」。
「艦橋」から突き出た「潜望鏡」と
「船体後部」から突き出た「排気管」。
この「排気管」は潜水時直前に船体に収納され、
浮上後に再び「スルスル」と伸びてくるのであります。
「艦首マニピュレーター」も同様に出たり入ったり自在の「格納式」。
「宮崎アニメ」、その「宮崎メカ」の私の好きな描写の一つは、
この様な「出たり入ったり自在のメカパーツ」にあります。
本来アニメで得意とする表現のハズなのですが、
これを「上手く」やれるアニメは(演出上&作画上)実は結構少ないのです。
もちろん「宮崎メカ」はそれを見事に決めてくれるアニメであります。
「艦首」にある「魚雷発射前扉」。
以前「モリアーティのアジト」用に作った小道具の「魚雷」を
入れてみると、
入りませんでした。
がはははは。
やっぱり計画性がないと駄目ですね。
がはははは。
この潜航艇のフルスクラッチは
全長が「30センチ」。
縮尺は「1/28」。
「スクリュー」は市販のRC用を金色に塗り替えて使用しました。
世の中には「スクリュー」なぞ金属板から自作してしまう人も存在しますが、
私のスキルでは到底無理なのであります。
こっから見たアングルも格好良いなあ。
自己満足自己満足。
本スクラッチは
主に「プラ板」と「レジンキャスト」で作られているのですが、
内部が「詰まっている」せいもあり、
思っているより「ズッシリ」と、ちょっと重いのであります。
それも少し嬉しい。
つづきます。
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