超不定期雑記帳に、「お腹が空いた」について、をアップ致しました。
はるか大昔、当時私がハマっていたラジオの深夜放送、そこに出した自作の「ショートショート」です。 興味がある方は、一度読んで見て下さいね。
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腰痛
[ 2018/09/03 22:04 ]
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SYUさんに刺激され、私も
「CP108Z」
腰痛
隕石が探査船に衝突し、 食料ブロックやらは、全て失われた。 そして、この惑星に墜落した。 仲間7人は皆即死だった。 惑星には、見渡す限り雪と氷、生命反応も無い。 しかし、人が呼吸可能な大気があった。 通信装置も、あれもこれも全て全滅だった 宇宙飛行士は何があっても生き延びることが第一だ。 生き延びるには唯一奇跡的に修理可能な、 あの装置CP108Zを直すしかない。 宇宙船の構造材を燃やし、暖を取りながら CP108Zを修理した。 非常食も底をついたが、CP108Zは治らない。 雪に埋葬した仲間の死体を食べがら懸命にCP108Zを修理した。 仲間も食べつくし、食料全て無くなった4日後にCP108Zの修理が終わった。 私はCP108Zのスイッチが10秒後に作動するように調整し CP108Zの中に入った。 CP108Zは、"万能コピー機" あらゆるものを全く同じにコピーできる。 私は生き延びられるだろう。
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SYU
[ 2018/09/04 03:51 ]
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腰痛さん、こんにちわ。 ちょっとよく判らなかったです。
判らなかったところは「私はCP108Zのスイッチが10秒後に作動するように調整しCP108Zの中に入った」という一文です。 「私はCP108Zが10秒後に作動するようにスイッチを調整しCP108Zの中に入った」ではなく? 単なるケアレスミスじゃなく、元の一文に意味があるのかしらん? それとも、ここはあまり拘らなくて良い部分?
そして最も判らないのが「CP108Zの中に入った」です。 いや、これが一番謎です。
「万能コピー機の中に入った」のですよね?主人公は? 「CP108Z=万能コピー機」は外骨格ロボットみたいなモノなのかしらん?もしくは「宇宙服」みたいなモノ?
また、この手の短いショートショートは「最後の一行でオチが付く」もしくは少なくとも「最後の二・三行でオチが付く」モノだと思うのですが、その場合、 「CP108Zの中に入った。CP108Zは、"万能コピー機" あらゆるものを全く同じにコピーできる。私は生き延びられるだろう」がオチで、「即死した7人を食い尽くしておかなければ、そのコピーで一生生き伸びられたのになあ!バカだなあ!」 という事なのかしらん?
「宇宙船の構造材を燃やし」とありますから、死体は(有機物は)ない、ロケットはないで「何もコピーできない=修理できない。バカだなあ!」という事なのかしらん?
それにしても、やっぱ「CP108Zの中に入った」というのがよく判りません。
私が何か見落としているのかしらん? 「CP108Z」の「108」は煩悩の数を匂わせているのだろうから、「馬鹿な人間!」って事? 教えて、腰痛さん!
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SYU
[ 2018/09/04 18:09 ]
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今日一日考えていて、やっと判りました。
この万能立体コピー機は大きな箱形、天井に蓋がある、もしくは前方にドアがある「人が充分入れるような大きなモノ」なんですね? 主人公は立体コピー機を直して、自分自身をコピーしたんですね? これから救援隊が来るまで、自分自身を食べるために?
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腰痛
[ 2018/09/05 15:16 ]
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「CP108Z×n」
暫くCP108Zの中で待つと、作業終了のブザーが聞こえた。 私は、扉を開けて、装置の外に出た。 万能コピー機 CP108Zは、扉の付いた大きめのドラム缶2個が、 複雑な機械で繋がれた様な形をしている。 電源は、かき集めた太陽電池パネルだ。 私はもう一方のドラム缶側の扉を開けた。 中には当然、コピーされた私がいる。 私と全く同じ記憶を持つ私が。 間髪を入れずに、私は、もう一人の私の喉を、 手にしたナイフでかき切った。
食料は手に入った。 コピーを繰り返せば食料には不自由しない。 救援が来るまで、私は生き続けることが出来る。 ただ、私はいつまで私でいることが出来るのだろうか------。
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