「翼少女」といえば私は、ケイト・ウィルヘルムのSF短編『翼のジェニー』です。何故かわからないけれど、自分の背中には翼がある。人には言えない悩みを抱え、隠し続けた少女は・・・という内容で、最後はハッピィエンドの可愛らしい小説です。
コバルト文庫の『たんぽぽ娘』に収録されてましたが、最近同タイトルで著者のハードカバー短編集が出ました（なんて、ご存じでしたらすみません）。
ジェニーというと翼少女から離れますが、ロバート・ネイサン『ジェニーの肖像』も大好きです。
もう一つ翼少女としては、先日放映が終わった『かぐや様は告らせたい』のEDで、『On Your Mark』にリスペクトしたような翼少女が出てきます。登場してくる飛行船など私はよくわかりませんが有名なものを綿密に再現されてるそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=DScR3LonMFA&feature=youtu.be
最後にもう一つは『ミクロイドＳ』のアゲハです（翼というより、羽だからダメですか？）。アニメで鈴木弘子さんのまさに鈴を転がすような声のアゲハに憧れ、モノクロのサイボーグ００３も当時わたしは幼稚園児でしたが初恋の女性でした（笑）。
|
|
3440
ＳＹＵ
[ 2019/04/09 03:30 ]
|
|
|
むしぱんさん、こんにちわ。
「翼のジェニー」は知りませんでした。というかケイト・ウィルヘルム自体知らなかったのです。
調べてみると大昔のＳＦ作家で、大昔のＳＦ作家はみんな知ってる（作品を読んだかどうかは別として）と思っていたので、意外でした。
浅学非才で申し訳ないです。
ご紹介の「かぐや様は告らせたい」のエンディング、見ました。
明らかに「On Your Mark」のオマージュですねえ。
白い翼に白いワンピース、飛行機乗りを飛行機ごと引っ張って（るように見える）併走してますし。
翼少女。
私のエッセイでは永井豪の「シレーヌ」を挙げていますが、同じ永井豪の「デビルマンレディ」、昔のアメコミの「ヴァンピレラ」等もそうですよね。
> 最後にもう一つは『ミクロイドＳ』のアゲハです（翼というより、羽だからダメですか？）。
別にダメという事はないのですが、羽根はディズニーの「ティンカー・ベル」の系列かも知れませんね。
つまり「妖精の系列」。
聖戦士ダンバインの「チャム・ファム」も羽根ですから妖精の系列。
翼が「天使の系列（もしくは悪魔の系列）」なのに対し、羽根は「妖精の系列」。
翼のデビルマンレディやヴァンピレラは「天使（悪魔）系列」ですよね。
天邪鬼でひねくれ者の私は、同じ「翼少女」にしても、「妖精の系列」より「天使（悪魔）の系列」の方ににシンパシーを感じるのであります。
シンパシー？
|
|